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ストリーテラー           Marioの物語の本当1

許されざる人々

マリオがスピリチュアルに目覚めて、家族はあまり良い顔をしないのがわかったので、こっそりと秘密にしていた。
宗教に目覚めた母親でさえ、これを理解できなかった。
特に過去の聖人の本を中心に集めてみた。
聖人たちがしてきたことを、興味深く読んで理解につとめた。
特にお気に入りなのが、キプロスの聖人ダスカロスの本が気に入り、数冊集めては真剣に読んでいた。
私は日本人なのだが、西洋のものが好きで、ダスカロスの世界観が大好きである。
もうなくなってしまったが、敬虔なクリスチャンで信心深い。
お祈りも西洋のお祈りである。
これがハートに染み入り届くお祈りである。
お経はすでに、飽きがくるくらいに3歳からあげさせられていたので、最近では興味がなくなっていた。
その代わり、真言のお経の奥深さを感じるようになった。
色々試してきたが、お祈りが一番効果が強いように思う。
人の真剣な念の強さが、お祈りに乗って届くと大いなる存在から強力な守りが得られる。
これを経験したのが東北大地震の頃である。
あるお人の為に真剣に祈りをあげたことがある。
祈りのお礼として届いたものが顕現され、部屋中に大いなる光が届いた。
この時に届いのが、十字架の光であった。
あるお人は、日本神道の家なのだが、十字架が返ってきたので驚いたものである。
神道は景教でもあるようだ。
この時の奇跡は、神々しかった。

この奇跡の数年前から、よく白光に輝くUFOの夢を見るようになっていた。
とても眩しくその光で、目が覚める。そんな夢ばかり見るようになった。
そんなある日の夜中に、本を閉じ
「さあ、そろそろ寝るかなあ・・・」
と愛犬を足の間にはさみ、ケットをかけて横になってすぐにブルーの光を感じた。
「・・・あら?何これ・・・」
横たえた体の上を、ブルーの一条の光が延びている・・・。
中層階のマンションでシャッターがない。
確かに窓の外から光が延びてきている。
カーテン越しに、光が部屋の周りを音も立てずに、旋回しているのに気がついた。
ちょうど直径30センチほどの丸い影ができている。
大都会の外からの光で、物体の影ができている。
その影が動いているのだ。
その光が部屋にまで入り込んで、中を確認するように何かを探していた。
思わず光から身を避けじっと様子を伺っていた。
なんとなく光に当たるのが危険と感じた。
遮光カーテンなので、通常の光は通さないのだが、強力なブルーの光がカーテンを抜けて入り込んできた。
その光が、鏡台の大きな鏡に移り反射していた。
光の色から、普通の光ではないことがわかる。
中層階の一番上の部屋で、ベランダもない側の窓に丸いものが動いている。
音もせずに飛んでいる。
南側の窓、角を曲がり東側の窓までぐるりと飛んでいる。
こんなおかしな現象が10分ほど続いた。
諦めて影と光は消えて行った。
夢ではなく、私は完全に起きている。
ドローンもまだ世の中に普及していない頃である。
プロペラ音がしてもおかしくないのだ。
その光が去っていき、ホッと胸をなでおろした。
こんなことがこの頃からよく起きてきた。
東北大震災の前である。

この頃から、リアルな夢もよく見るようになる。
津波の夢を見たのもこの頃である。
ヨットハーバーのデッキのあるところで、三角形のガラス張りのお店で知人らしき人間とピザを食べている。
デッキに出て海を見ていると、急に波が荒くなった。
なんとなく砂浜に近い所に歩いていくと、急に空があれ波の向こうからたくさんの小さな骸骨姿の海賊が波の間から、砂浜に向かってやってきて、砂浜にあった宝箱を全部さらって、あっという間に、また海の向こうに戻っていくという夢を見た。
気味の悪い夢だ。
小さい骸骨というところが滑稽であった。

その後にも、三角形のガラス張りの植物園のような場所に金髪の西洋人の男女2人がいる夢を見た。
2人がいる場所は、温室のような場所で、密林にあるような草木が生え、まん丸いプールがある。
何かの研究所のようで2人は研究者のようだ。
青いプールには、様々な魚が泳いでいる。
イルカやサメ、亀、黒い魚やらがプールで泳いでいる。
そのプールに私も泳いでいる。
まるで、魚になったような気分だ。
冷たいプールである。
プールから2人の様子を伺っていた。
2人は何かしらで言い争いになり揉めていた。
2人とも、とても悲しい顔をしていた。
女性が男性を制止したがそれを避け、男性が壁に近寄り、壁に付いていた赤いボタンを押した。
2人はこちらを向いて、悲しげにプールを見つめた。
その赤いボタンを押したと同時に、プールの底が開き、プールの水は洗濯機の渦のように回り始めプールの魚たちも、その渦に乗りプールの底にあいた穴から流されていく。
私もその穴から亀とともに流され、暗いトンネルを潜り抜ける。
『一体どこに流されるのだろうか・・・』
と呑気に考えていると
いつの間にか、草原の川に流れでた。
川に出ると、流されてきた魚やイルカ、様々な海の動物が、一斉に川の流れに乗って泳いでいく。
私は大きな魚と一緒に流れに乗り、川を流されていく。
とても冷たい川だ。
私よりも魚の方が大きく、私が鯉くらいの大きさの魚の目玉くらいの大きさしかない。
私の方が小さくなっていたようだ。
横で泳いでいる魚が異様に大きく見える。
川の流れに乗っていくと、川はだんだんと小さな流れになっていつの間にか、川幅10センチにも満たない終点についた。
川から上がると、大きな広場を見下ろす丘になっていた。
こんなおかしな夢を見る。
今でも鮮明に夢を覚えている。
明晰夢というのであろうか。
カラーの夢はよく覚えている。
よく考えると、私はいつも西洋人に囲まれ、自身も西洋人である。
過去は西洋人だったと考えている。
こんな夢を、他人が横取りして書いてもらっては困るのである。
これをかけるのは、一緒に物語に登場した人物であろう。
今この時代に生きていればの話である。

インドに行った夢も見た。
インドでは、聖人の妻であった。
多くの人に囲まれ、お布施をいただいたり、お食事でもてなされたり、崇められたり手厚いおもてなしをいただいたりしていた。
とても愛され、感謝された人物であったようだ。
一緒にインドに飛んだ人を、もてなすように。とお付きの女性に、指示を出していた。
たくさんのインド人に囲まれていた。
不思議な世界である。
夢ではどこにでも行けるのである。
夢では、どこでもドアが使える。

こんな水の夢をたくさん見ていたら、実際に震災が起きた。
津波に襲われた場面を見て、ショックが大きかった。
お知らせが来ていたのだと気付いた。
大都会の私の住んでいる所には水害がなかったが、こうやってお知らせがくるのだということの経験になった。

虫の知らせはまだまだあり、当時、ヒーリングを受けようと思ったが、ヒーリングって何かなあ?などと思うぐらいの程度であった。
犬の介護疲れで、クタクタな毎日で、ヒーリングというものを受けてみたくて、当時はやっていたレイキというものを施術している先生に、早速電話をかけて予約をとった。
「では、この日はどうですか?」
「え!そんな近々ですか?」
「ええ。どうですか?この日で」
なんとなく嫌な感じがするので、
「いえ、再来週でお願いできますか?」
「・・・そうですか?わかりました。ではその日に承りますね。」
明るい感じの女性である。
「はい。ではお願いします。」
この時に頼んだのが ”お試し”  というものだった。
なんとなく、こんなものを受けたことがないので、やめておけばよかったかなあ。などと考えていた。
どっちでもよかったのだ。
そんな電話をかけた数日後に、大震災が起きた!
ちょうど、震災の日が、受付の人が指定して来た日だった。
『よかった・・・この日にしていたら、今頃家に帰れない状態になっていた・・・』
虫の知らせがあり助かった。
後で聞くと、そこはものすごい被害であったそうだ。
こんな災害のすぐ後では、と思い断りの電話を入れた。
しかしながら、震災の数日後であるのに、何度も誘いの電話が入り仕方なしに伺うと、施術はお試しで、自分が施術をする側の資格を取る方に申し込んでいることに気付いた。
全くそんな気もないのに。
その場ではお断りをして帰るが、その後もずっとお誘いの電話をいただき、暇なので通い、お仲間ができて何度か集まりに出かけたりして、これが何かを観察することができた。
しかしながら、これは私には必要のないものであるのできっぱりやめてしまった。あまりエネルギーを感じることができなかった。
使えるようにはなったが、効果が薄いと思った。
私が施術すると、いびきをかいて寝込んでしまう。
必ずいびきをかくので面白いものだなあと思っていた。
リラックス効果があるようだ。
いつも思うのだが、この手の講習は、費用が高すぎると思うのだ。
費用の割には、あまり効果を感じられないのできっぱりやめてしまった。
この施術は、賛否両論ある。
私には必要のないものであった。
創始者である臼井さんも、あまり長生きをしていない。
娘さんのために創り上げた施術だが、ご自分の命は短くなってしまった。
これが施術者の宿命である。
マクロビも賛否両論で、櫻井さんも短命であった。
マクロビを習って来た人でも、方向転換した人もいて、別の教え方をしている人もいる。
マクロビを実行して来た人は、大概、茶色い肌色になる。
食材が茶色いからか内臓に負担がきているからだ。
みそ、しょうゆ、玄米、ごぼう、これは良く聞く話である。
逆に体調を崩す人もいる。
なかなか万人向けとは言えないようだ。
爪もみの福島先生も、うつ病になったりしている。
回復にかなりかかっていたようだ。
人間は、少しいい加減な感じに気をぬきながら、生きるのが良いのかもしれない。
我が母方一族は、呑気でいい加減なので、長生きで病気もしない。

流石に震災の時には生きた心地がしなかったが、誰一人なくならずに無事であり守られたと思う。
友人知人の誰も、なくなったものはいなかった。
しかしながら、この頃から自身の意識の持ち方が変わったのは確かだ。

震災の夜に起きた不思議は、地震で揺さぶられた魂が危機を感じ、自分の中の本体が飛び出て、原発のプールまで空を飛び様子を見に行っていた。
四角い煙突から、青い原発のプールに飛び込んだ夢をみた。
空を飛ぶ夢もなかなか爽快だ。
この夜は、原発のプールのことも煙突の形も知らなかったが、朝のニュースで飛んで行った先が、原発の煙突だと知った。
原発のプールに飛び込んで見たものは、プールの底で普通に生活をしている人々だ。
それぞれに、海水浴をしたり家族づれだったり、誰も不安がらずに普通に水の底で暮らしている。そんな不思議な光景だった。
原発が建つ前の光景だろうか。
楽しそうに生活を営んでいる。
そんな映像のような人々を尻目に、ウェットスーツを着た海底探査をしている数人のチームがいた。
水底で何かを調べてる。
潜水服のようなものを着ていた。
そんな中、一人の少年と目があった。
本体の私が10歳くらいで、少年は13、14歳くらい。
くるくるウェーブヘアーの赤いウェットスーツを着た少年。
不思議なもので、目がよく確認できない。
瞳を確認することができないのだ。
可愛らしい顔つきなのは確かなのだが、瞳が確認できない。
しかしながらじっと見つめあっていた。
話しかけて見たら良かった。
じっと見つめ合うだけで夢から覚めた。
名前でも聞いて見たら良かった。
どこから来ていたのだろう。
探査チームの一人なのだろうか。
こんな夢を震災の日の夜に見た。
リアルな夢である。
今でも、この少年にいつかは会えるのではと思っている。
一度、この人ではという人に出会った。
しかしながら、縁がなかったので違うのだろう。
リアルでも年上なのだろうか?
随分と邪魔が入るので、なかなか会えずじまいである。
歳をとってからでは興ざめしてしまうので、もう会えなくても良いかとも思う。
12年も待っているが、出会わない。
ウンエイドウアキラが、嘘を書いたせいだ。
ウンエイドウアキラが、嘘を連れて来たせいだ。
今も嘘をついている。
アイのせいだ。
アイが今も嘘をついている。
アイが嘘をついて、傷ついた人がこの少年だ。
アイの兄が嘘ついた。
と聞こえる。
3年も5年も、もう待ちません。
奇跡の子供は、私との血筋だけである。
残念ながら奇跡はもう起きない。
世の中が汚くなって、嘘つきばかりになってしまって、本物同士のなかを邪魔して大いなる宇宙存在が怒っている。
それが本当のアセンションなのだ。
大いなる存在が、イエスの死後から計画して来たことで、うまく二元化が計画通り進んでいる。
全ては、大いなる存在の決めた通りに動いているのである。
人間の本質を計っているのである。
マート神がその役目である。
神の目を欺くことはできないのである。
人間などに、大いなる存在を超えることはできない。
汚らわしき穢れた人間の額に、烙印がついている。
それが目印である。
とメッセージが降りてくる。

あの事件の話を聞いていると悲しくなってくる。

ボニーとアツコが嘘をついて、アミとマミが嘘をついて、ごまかしたものを守ろうとした少年が怖いところに連れていかれた。
ボニーがアツコに使ったお金が、美人さんへのものだった。
この4人にパンくんが付け足されて5人組が引き起こした事件がまだ未解決である。
あみにやったものが、私のものであった。
少年がそう言っている。
アミーもマミーも嘘つきなのは確かである。
嘘つきは必ず罰を受けて、嘘つきの烙印が押されている。
クリーム色の家の2階の、天袋に押し込められていた少年のご遺体が発見された。
この事件には、一人のスピラーと呼ばれている人物が中心にいる。
あつも、みやまもこの団体にいる。
スピラースピラー、うちに来て、うちに来て。とミヤマが言う。
皆もスピラと呼んでいる。
そうなんラーバレちゃったんラーとミヤマが言う。
ミヤマの子供がミツバチくんで、ハーマイオニーの声のマコと、ひろくんといる。
ミツバチくんが、僕のママだじょ。ミヤマだじょ。という。
このミツバチくんが、何かを握っている。
この3人の家で何かが起きている。




































































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