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Marioの伝言

たまには愛を語ってみる

第四チャクラが開くとき、愛があふれ出す様な恋をする。
第四チャクラとは、ちょうどハートのあたり。
愛情のチャクラと言われている。
色で言うと黄緑色
エメラルドグリーンとも言う。
愛情深い人は、ここのチャクラが発達している。
言うなればオーラがこの色である。
たまに、ピンクが混ざったりして表現される場合もある。
恋すると、ハートのあたりが苦しくなる現象が起きる。
この愛とは別に、心でなくて身体の方が疼く人は、下半身のチャクラが開いて欲望を満たしたくなる。
この第一チャクラは、赤の色で表現される。
赤が強い人はこの傾向がある。
心の結びつきと、身体の結びつきでは、開くチャクラが違う。
全身赤ばかりを身につけている人は、この傾向が強い。
こんな人は、赤とは違う落ち着いた色を身につけると緩和される。
草食タイプの人は、赤などを取り入れてみると良い。
足りない色を足してバランスをとってみる。
赤い服を着ると、暖かい気がする。
青い服を着ると、涼しい感じがする。
美輪明宏さんも、よく色のことを書いたりしている。
ちょっとしたおまじないの様なものである。
私の場合、赤い服を着ると必ず嫌なことが起こる。
赤いワンピースを着てた時に、赤い車に追いかけられて、怖い思いをしてから赤を着なくなった。
興奮色であるのは確かで、闘牛も赤いものに気を引かれる。
今は中間色をよく取り入れている。
私の好きな色は、ピンクと水色と薄紫。
涙色の家が欲しかった。
涙色の家をくれようとしていた人がいるのだけれど、横取りされてしまった。
まるで失恋した様な気がする。
私の欲しかったもの、すべてをくれようとしていた。
一輪挿しも、大きなブーケも、野菜も、縞馬も、馬も、家も、庭もくれようとしていた。
「君にあげるよ」
「ほうれん草は水につけて」
「住民税は払ってね」
「グリーンピースを分けてあげるよ」
「バニラをあげるよ」
「庭のバラの花をあげるよ」
これ全部、横取りされてしまった。
遺品さえ横取りされてしまった。
オニールのウエットスーツ。
お母さんが使ったウェディングベール。
オパールの指輪。
みんな人が来て持って行ってしまった。
残されたのはへその緒。
これさえも無くなってしまった。
最後の1週間も他の人に取られてしまった。
遺言書も取られてしまった。
名前を書き換えられてしまった。
オルゴールさえ取られたままである。
動かない手で書いた手紙さえ取られたままだ。

こんな横取り犯人を許せと言うのか。
邪魔を入れた人間と横取り犯人を許せるだろうか。
与えようとしてくれていた人を愛することはできるけれど、これを奪った人間を許すことはしない。
命を助けようとしてくれた人を、傷つけた人間を許すことはしない。
永遠に許すことはしない。
私の大事なものを奪った人間を許すことはしない。
人のものを奪った人間はいずれ大きな罰を受ける。
そのために、私は黒くもなれる。
この愚か者たちのせいで望まれない子供が生まれた。
負を背をった子供が生まれた。
奇跡もない子供。
生まれつきばつ印がついた子供。
全ては、愚かな親のせいである。
親の負を背負う。
いずれそれがわかるであろう。
マリオがお前たちに悪魔の口づけを送る。
そのために私は黒くなれる。
愚か者たちへレクイエムを送る。
マリオは黒くも白くもなれる。
罪びとたちは、その罪のために、一生苦しむことであろう。
運命堂の運命ノートよりも、マリオの書いたシナリオがこれから始動する。
愚かなるものを退治するために書かれたシナリオが、本当の物語になる。
私が書いた物語が本当の物語である。
































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