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ママ先生、外国語専科&2校兼務奮闘記 その4【休日編】

私は休日は絶対に仕事をしない。いや、できないと言った方が近いかもしれない。二児(未就学)の母である今、家族で過ごす時間は仕事などできる余裕はない。
と言いつつ、パートナーの献身もあって、自由な時間も過ごせることが多い。

子育てをしていると、こうしてはいけないということをついしてしまう瞬間が多くある。例えば、間違いをしつこく指摘したり、褒めるよりも注意する場面が多くなったり、泣いている子供に追い討ちをかけるような言葉を伝えたり。およそ学校の子供には伝えることのない言葉をかけることもあって、自分で自分が恐ろしく感じる。

上の子が年齢より少し上の迷路ワークをしているのだが、少し躓くと「できない!!」と言ってやる気をなくしてしまうことがある。そんな時に、「こっちの道に行ってみたら?」と言えばいいのか、「じゃあまた明日にしよう」と言えばいいのか、「もう少し頑張ってみたら?」と言えばいいのか迷った挙句、「じゃあもうやめたらいいやん!」と言ってしまうこともある。

「今でしょ!」で有名な林修先生が、「3-5歳の親とのコミュニケーションで、勉強へ向かう姿勢が決まる。『何で勉強しないの⁉︎』という親は、自分がそういうコミュニケーションをとってきたからだ」と言っていた。私は今、あまりよくないアプローチをしている気がしてならない。

正解のわからない子育てに、学期末学期はじめの慌ただしさ、2校兼務という初体験が加わり、自信をなくしていく日々。生きてさえすればいいと思った日から、これができてほしいあれができてほしいとだんだん欲張りになっていく。「待ってね」「あとでね」と繰り返す。いい母親でいたいのに、1日に何度も怒ってしまう。寝顔を見ながら1日のことを思い出して苦しくなり、過去の写真を見て自分の変容に悪い意味で驚く。

家族以外にせめて共有できる相手がいればいいのだが、両親は既に他界し、義理の家族も働き盛り。パートナーは協力的だし助けられている部分が多いが、友達と何気ない会話をしたいのも正直なところ。しかし学校の忙しさを休日に癒すのが精一杯なのも現状。後になって2度と返ってこないこの濃厚な日々を懐かしく思うのかもしれないけれど。


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