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#20 3年生「How many?」第2回授業記録

私は週26コマ2校兼務という、自称超激務。月曜日1校時は、週に2コマしかない空き時間のうち非常に重要な授業準備の時間だ。ところが、この時間は校長先生との雑談により無惨にも散りさっていく。校長先生、あなたはコミュニケーションを取っていたつもりかもしれないが、大丈夫です。授業の準備をさせてください。中堅となりつつある今、特に気をつけているのが、若手に雑談を仕掛けないこと。数秒で終わるものならいいが、数十分となるとただのウザい先輩である。話したかったら後輩から話しかけてくる。

そんなこんなで授業の準備が少し不安定なまま3年生の教室へ。まずは7 stepsを歌う。こちらは以前noteにも載せたもの。

ここで、前回と一味変えて、誰しもやっているであろう、「3をクラップで〜」「7を足踏みで〜」をしていく。反応の良い子供達。こんな少しのことで盛り上がってくれるなんて神。かわいい。続いて、教科書にある20までの7 stepsでもチャレンジ。「難しい〜!」と言いながらも、少しずつ慣れていく様子が見てとれる。


本当は動物は複数形なのですが、今回は分かりやすくするためにそのまま。こういう細かいところがまだ迷う。

教科書の見開きページに、たくさんのものが散らばっているので、これを数えていく。「How many …? Let’s count! One, two…」と一緒にカウントしていく。かなり視覚トレーニングになるので、教科書のスポットライト効果によって数えやすくすることも大事。2、3種類数えたら、子供に、「What do you want to count?」と尋ねる。アルファベットのブロックだけは26個で20までの数からオーバーするので最後にまわす。

アルファベットのブロックは、教科書の音声では「多過ぎて数えられない!」となっている。そこで、子供達と20まで数えた後、もう一度oneから数えて、20+6でtwenty six!という言い方を紹介した。

続いて、「How many…?」を使ったやりとりの練習。今回はインフォメーションギャップを用意。

6種類のプリントのうち、1枚が配られる。友達に、「How many…?」と聞いて、全ての動物の数を埋めていくというもの。動物の名前と、「How many…?」のフレーズを練習。その後、子供に「How many pandas?」と聞く。この時、パンダの数がわからない子に聞くのがポイント。「No!」と言う子や、黙ってしまう子がいる(なんで答えられないと思う?と聞いてみる。)ので、知らない時の言い方「Oh no!(子供達のアイデア)」「sorry」「I don’t know.(言える人は)」を練習する。

いよいよやりとり開始。ここでは、「Hello!」と挨拶をしていたり、「Thank you!」とお礼を言っている人を探す。いれば、途中でストップして全体の前でやってもらい、「素敵だよね!」と価値づけていく。

最後は、絵本の読み聞かせ。「Five little monkeys jumping on the bed」は、歌にもなっているし、繰り返しのフレーズが多いので低学年の子供も楽しめる。

ページをめくるたび、子供達は大爆笑で、とても楽しい時間となった。中学年の外国語、楽しいなあ…。


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