見出し画像

来フィン8か月目

2016年4月21日 

あっという間に8カ月もたってしまいました。前回の投稿のあと、いろいろなことがあってなかなか更新できずにいました。ご心配おかけしてごめんなさい。元気にやっています。
こちらは日照時間ものびてすっかり春です。といってもいまだにジャケットが手放せません。肌寒いかなといった印象です。それにしても2月ごろは15時~16時頃には暗くなっていたのに、今は21時を過ぎても夕方のように明るいです。なんて極端な日照時間・・・
2月~3月ごろは氷点下を下回ることが当たり前だったのですが、今は5度前後ぐらいになっているのかなと思います。決して暖かいとは言えないですが、マイナス30℃だった日々と比べるとだいぶ過ごしやすくなりました。日本の典型的な冬といった感じです。

このように今まで経験したことのない気候の変化に適応していくだけでなく、自分の知らない価値観を知りそれを受け入れ、あるいはそれに対して異を唱え、数々の出会いと別れに翻弄され、異文化に戸惑い、自分自身の考えの変化に戸惑い、言葉の壁にぶつかり、自分の小ささを知って、・・・海外で生活するということはこんなにも多くの事象を伴うものなのだと痛感したここ数か月でした。それを思えば、数々の出来事に適応したり闘ったりしながらこうして異国の地で生き抜こうとしているって、それだけですごいことなのだなと感じます。

海外で生活をされている皆さんが、これからも笑顔で健康で安全に過ごしていけますように。 

(追記:2019年1月5日) 

更新が途絶えていた理由はその後の日記に多少記述がありますが、主に恋愛関係のごたごたです。ちょうどフィンランド人の元彼とお付き合いを始めたころ、2016年1月ごろから2カ月ほど更新できずにいました。 

そのすべてはいまだに詳細には書けない(書きたくない)のですが…  

特に2016年2月は部屋にほぼ閉じこもる生活でした。ほぼベッドの上で過ごし、天井を見上げながら「何とかしなきゃ」「でもどうしたらいいんだろう」という焦燥感と闘っていました。そして時々思い出したように課題をやっていた。 

フィン人元彼と価値観の違いで何度もぶつかり、その中で自分自身の考え方も徐々に変わり、その変化にただただ翻弄されていました。この日記にもあるようにね! 

更新の途絶えた「空白の2か月間」を振り返って書けるようになるまで3年かかってしまいました。 

 

このころの私も述べているけれど、留学って本当に何が起こるかわからなくて、だからこそ異国の地でどうにかこうにか生き延びているだけですごいんですよ。 誰が何と言おうと、そうです。 

今、異国の地で頑張っている皆さん。中には思うようにいかず、悶々とした日々を過ごしている方もいらっしゃるかもしれません。 

そんなときはこの日記を書いたころの超クズ留学生=私、のことを思い出してみてください。笑 恋愛にかまけてフィンランドでの教育実習の授業をふいにした、私のことを思い出してください。 

 

あなたは頑張っています。素晴らしい。

そんな、皆様からサポートをいただけるような文章は一つも書いておりませんでして…