だいすきでいられる距離
どれだけすきでも意識的に距離をとるのが大切だと思う。
「生ハムって、意外とお店で出てくると少なっ!と思うでしょ?でもあれ以上あっても、しょっぱすぎて美味しくなくなるんだよね」という話を聞いて、試したことはないけれど、きっとそうなんだろうなと思った。
なんでもそうだと思うけれど、どれだけ好きでもずっとずーっと食べ続けられるものはきっとない。仮にあったとて、おそらく体の側からちょっともういいです、みたいな不調が現れるんじゃないかと思う。
これ人間関係も一緒だよなと思ったのは昨日の話で、どれだけすきでも大事でも、やっぱり一緒にいるために距離の取り方は大切なのだ。恋人であれ友人であれ、親子であれ家族であれ、別の個体である以上やっぱり過剰摂取はしんどい。それを「いやとか言ったら嫌われるかな」とか「ちょっと離れたいと思ったら失格かな」とか、頭で考えてがんばろうとすると、どうしたってどこかに淀みができる。大好きでいられる距離に正解はなくて、測り方も心次第で変わったりするけれど、「なんでこんなにイライラするんだろう」「なんでこんなに求めているんだろう」そう思ったら一旦一人の時間をもつが最近の解決策だ。
まずは自分の声を聞く。
それも無理なときは、自分とも距離を置くべく一旦寝る。
大事にしたい関係ほど、そうやって育てるのも手じゃないかと思っている。
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