セイズファーム15種ワイン会
2022年11月3日に「セイズファームの会」を開催させていただきました。
ワインは15種類と多く、このような会は実に久しぶりでしたので個人的にも楽しめました。ありがとうございます。
ワイナリーについてなどはいくらでも調べれることなので、このnoteにはワインの感想を書きたいと思います。
ワインですが、
白 2018 ソーヴィニヨンブラン
白 2019 ソーヴィニヨンブラン
白 2020 ソーヴィニヨンブラン
白 2019 アルバリーニョ
白 2020 アルバリーニョ
白 2016 シャルドネ
白 2017 シャルドネ
白 2018 シャルドネ
白 2019 シャルドネ
白 2020 シャルドネ
ロゼ 2018 ロゼ
ロゼ 2020 ロゼ
赤 2017 カベルネ・ソーヴィニヨン
赤 2018 カベルネ・ソーヴィニヨン
赤 2019 カベルネ・ソーヴィニヨン
の15種類です。
まずソーヴィニヨンブランの2018、2019、2020の3種類からお出ししました。
3つのヴィンテージ、基本的に造りはそう変わらないので目立った違いというのはないようでした。2018が他2つに比べて香りは弱く感じましたが、僕がテイスティングしたのは抜栓直後でテイスティンググラスでしたので、大きいグラスではまた違う印象のようでした。
しっかりと華やかさを連想させるフルーツの香り、しっかりとした細かな酸味もあり洗練されたワインです。
続いてアルバリーニョの2019、2020の2種類。
こちらも特に差というのは強く感じませんでしたが、やはりアルバリーニョの華やかな香りというのはとても個性があり、そして複雑です。その中にわずかにスッとする香りがあります。
個人的にセイズファームのアルバリーニョは香りの華やかさというのはもちろんありますが、前面に出てくるわけではなく少し引き気味、それはミネラル感を他より感じるのかもしれません。まあ、ミネラル感の捉え方も人それぞれなんですけど。
続いてシャルドネですがこちらはかなり面白い比較でした。
2016から2020の5種類です。
ざっくりですが、2016と2017は新樽と古樽併用、2018と2019は古樽、2020はステンレスタンクとなってましてそのままその違いを感じられる比較となりました。この辺りの理由というのを聞いてみたいですね。
2016と2017はまだ若いと言って良い状態であり、今後まだまだ熟成が楽しめると思います。逆に2020は早飲みタイプになるのでしょうか。酸味と骨格はしっかりありますので寝かせても面白いと思います。
ロゼは2種類、2018、2020です。
とても淡い綺麗なロゼですね。
2017年まではスキンコンタクトによる果皮の要素を利用していたそうですが2018以降ホールバンチプレスでピュアな造りになっているそうです。
ロゼの中でもかなり白ワインに近い味わいかと。
最後はカベルネソーヴィニヨン、2017、2018、2019です。
こちらもまだ若い状態と言って良いワインでした。
特に色調は2017が最も濃く、見た目だけでは1番若そう。
カベルネ・ソーヴィニヨンとはいえ繊細な果実味が魅力のワインと思いますので個人的にはどれも今が飲み頃と思います。
ワイン15種類はやっぱり必然的に量は多くなってしまうのでちょっと欲張りすぎたかなと思いました。1種類につき40ml強の量でしたが全部で1本近くの量となりましたので。
ですがこの会は間違いなく今回参加された皆様の記憶に残ったでしょうから開催できて本当によかったです。
またワイン会など報告できたらと思います。
ありがとうございました。
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