ヨシタケシンスケ展

万代島美術館で開催されていた
「ヨシタケシンスケ展」に行ってきました。

印象的だったことをいくつか。

意思決定の基準の第一が「怒られないか」

めっちゃ人頼みで面白いなって思った。

創作者って、
なんか自分の価値観とか世界観とか持っていて
誰になんと言われようが譲らない！
みたいなイメージ(偏見)あって、
そこがかっこいいみたいなのもある。

それなのに、普通に人間的な弱さがあって
それを堂々と大勢の人に発表できるところも含めてなんか好き。

メモの量と細かさ

よくこんなに小さくかけるなっていうレベルの
文字と絵でできたメモ。

本当にいろんなことを見て気づいて、
どんなにくだらないことでも書き留めている。

色付けが苦手

なんでも完璧にできる人より
苦手なことある人の方が人間味ある。

それも含めて受け止めて、
じゃあどうするかを考えるの大事だよね。

かもしれない

文脈によっても受け取り方が異なる
断言しない語尾。

無限の可能性を持っていて、曖昧で、無責任で、慎重で、便利な言葉だと思った。

その他

美術館にしては、
文字が多いから解釈しやすかった。

子ども向けの楽しめる仕掛けも多くて
さすが絵本作家だなって感じた。

結局、あんまり他の来場者の観察できなかったな。