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松浜エリアリノベーションカレッジ

松浜で、空き家のリノベーションを中心に
エリアの未来について考える2日間。

2日間という短い時間の中で、
実際に物件を見てオーナーさんに話を聞いて
本気で考える濃密な時間だった。

リーダーの春川さんをはじめ、
ユニットBの仲間と過ごせてよかった。

ただ、
私の中では初めて知ることは
そんなになかったようにも思う。

子どもの居場所づくりについては
これまでも考えてきたことであり、
起業についても考えたり学んできた。

その根幹は間違ってなかったんだ
と改めて感じた。


1日目、物件見学と松浜でのまちあるきは
とても楽しかった。

私たちのユニットが担当したのは、
銀行跡地。ATM付き。

子どものための居場所。
地域の交流の拠点。
松浜に新しく住み始めた人が
地域コミュニティに馴染めなさを感じている。
若い世代が商店街を利用するためには?
この場所だからできることって?
銀行にもメリットがあるといいよね。
ATM利用者との兼ね合いもある。
結局、収支は取れるの?

いろんな要素を考慮しながら
たくさんのアイデアが出てきた。

どれも面白そうだけど、
決め手には欠ける…

顧客は誰なのか?

誰にどんな価値を提供できるのか?

事業のvisionは何なのか?

なかなか明確に見えてこない。

そんなタイミングでのライブアクト①

事業には、
顧客の満足、自社への利益、社会への貢献
という三段階が必要。

WHYが明確なVISIONは応援されやすい。

春川さんのお話はシンプルで
大事なことがたくさん詰まっていた。

1回目のプレゼンは
荒削りなアイデアではあったが、
講評でその先のヒントをたくさんもらった。

ライブアクト②

計画的偶発性理論
Effectuation
無計画ではない楽観性

知っておくと役立ちそうなことを教えてもらった。


2日目、後半は楽しさよりも苦しさが強かった。

私はここで何ができるのか。

本当にこの事業に携わっていくとして
やり遂げられるのか。

私に何ができるのか全く自信がない。

収支計画に書かれた「1000万円」が想像つかなくて
急に他人事かのように思えてしまった。

コンセプトや熱い想いは大事だけど
それだけでは事業は成り立たない。
お金を回してこそ、事業なのだという事実を
全然認識できてなかった自分に気づく。

ライブアクト③

余計な話。
要らないと思っている物を欲しいと思わせる仕事が広告業。
正しいことを正しいと伝える難しさ。
何かを伝えたいときは、
「みんな」じゃなくて「誰か1人」に伝わるように話す。

リアルに会わなくても地域のつながりは成立する。
これは私たちの考えている事業の
根幹を揺るがすような概念だった。
じゃあなんでリアルにこだわるのか。
もっと掘り下げたいけど、時間がない。

2日目のプレゼン
なんとか形にはなったけど、
ここで終わりじゃない。

これから私はどんなスタンスで関わっていこうか…


自分ができないことも、
それによって関わる人たちに迷惑をかけてしまうこともこわい。

でももしかしたら、
私の行動なんかで人様に迷惑かかると思ってることが
傲慢で自意識過剰なだけなのかもしれない。

私はいろんな見方を知るたび、
それを自分にマイナスな方向で捉えて
むしろ行動範囲を狭めて窮屈になっていたのかも。

起業家マインドのひとつ、楽観的思考。

私に最も欠けているのはこれかもしれない。

もう少し自分の可能性、未来に期待したい。

何が成功で、何が失敗かなんて、
すぐには分からないのだから

自分が選んだ道をすべて正解にするつもりで
生きるしかない。

と頭では分かっているつもり。

何を選んでもいい。

私の行動を縛るのは一つだけ。
本当に大切な人を悲しませないこと。

それだけは間違えたくない。

2日間、一緒に参加してくれてありがとう。

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