星座は夜空に青く燃えて

きみは少し笑いながら言った
それが冗談なんかじゃないと
僕は気がついていたのかもしれない
電話するって約束したのに
僕は逃げた

その2日後
きみは自らの手で終えてしまった
きみは生涯消えない罪と罰を
僕の胸の奥に刻み込んだ

「じゃあ、ズルいのはどっちかな」

僕を思い出したら聴いて
はにかんだきみ
聴いてるよ

漆黒の夜空に双子座が
青く燃えている

きみのことを全部忘れたい
ぼくら、この曲を聴きながら
2度目の別れを交わそう
「またね」

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