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セレッソ観戦レポ ◯川崎フロンターレ戦
今回はホームに川崎フロンターレを迎えた19節のレポです
スタグル
食品デザインさん
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この日僕がセレッソと同じくらい愛を注いでいるロッテが楽天に勝ったということでスタグルは先代名物牛タン串にしました
鉄板で焼いたあとに炭火で炙る牛タンが不味い理由はこの世に存在するわけありませんね
このお店は昔キンチョウスタジアム時代に一度だけ食べて忘れられなかったお店
また巡り会えて嬉しいです(気づかなかっただけかもしれない)
ちなみに皆さんも焼肉屋で1番初めに食べるであろう牛タン
3人前ぐらい食べると急に飽き始めるので牛タンっていうのは1人前がベストですよ(体験談)
川崎フロンターレといえばJリーグの絶対王者として君臨し独走で優勝を決めた20年と21年シーズンが印象深いでしょう
セレッソは17年のルヴァン杯決勝から19年までは川崎は大得意な相手だったのですが
20年に川崎が覚醒してからというもののこれまでの相性が嘘かのように負け続けてきました
これは川崎が中央にブロックを敷く守備戦術を完全に克服したのが大きいでしょう
17年のセレッソが尹監督の元徹底的に叩き込まれた中央のブロック守備はどれだけクロスを上げても弾き返し
さらにサイドからのカットインは人数をかけて潰す
この守備戦術がかつての川崎にはとても有効でした
セレッソやそれ以外のチームにもこの守備戦術で苦汁を舐めたであろう川崎、及び鬼木監督はこの問題を
守田選手 田中碧選手らが即時奪回で奪い返しブロックを敷かれる前に叩き潰す
サイドに追いやられても三笘選手が切れ味鋭く切り裂く
そして中央にそびえ立ち、高さも強さも献身性もあるレアンドロダミアン選手
このメンバーでJ1を蹂躙した結果、セレッソは川崎に全く勝てなくなってしまいます
しかしJリーグの運命なのでしょう
先述の守田選手田中碧選手三笘選手は海外に移籍し弱体化したことでかつての無双感は弱くなってきています(それでも十分に強いけど)
そしてセレッソはシーズン前半に等々力陸上競技場で行われた試合に4-1で勝利しています
あの時とメンバーこそ違えど上位を伺う上で大事な一戦となりました
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前半
セレッソは前節清武選手が負傷したため4-4-2で臨みます
逆に川崎は大島選手がアンカーの4-1-2-3
前半から山田メンデス両選手を中心として川崎をハイプレスでハメようと積極的にプレスをかけます
ただ川崎も大敗した前回対戦と同じ轍は踏みません
チャナティップ選手が降りてボールを回すなどしてセレッソのハイプレスを掻い潜ります
いくら弱体化したとはいえ川崎の強力アタッカー陣は強力でバイタルエリアにボールが入ると次から次へとアタッカーがペナルティエリアに入り込みます
なんとかセレッソも弾き返しますがセカンドボールが奪えず序盤は圧倒的に川崎がボールを支配する苦しい展開
なんとか毎熊選手やメンデス選手にロングボールを供給し、カウンターを試みますがボール支配には1日の長のある川崎相手にはなかなか通用せず前半36分にCKから谷口選手に先制点を決められます
ただ先制こそされたものの悲観するほどは悪くなく、しっかりと川崎相手にやるべきことはやれていると感じました
川崎相手にボールを握れないのはやる前から分かっていたこと
やるべきことをしっかりと徹底できるのは今のセレッソの、小菊監督の良いところでしょう
後半
後半セレッソはクロスから攻撃を組み立てます
高さのある毎熊メンデス両選手や抜け出しの上手い奧埜選手に愚直に蹴り付けていると
競り合いの際にメンデス選手の打ったヘディングシュートが車屋選手の手に当たったのではないのかということでVARが介入
まさかのオンフィールドレビューとなることに
ただここで判定は覆らずにそのままコーナーキックとなります
上位相手にハンド疑惑でPKを貰えない
正直辛い展開ではあります
ただスタジアムの雰囲気が本当に凄かった
誰一人ブーイングや野次を飛ばすことなく
次のプレーに切り替えて拍手を送る姿に圧倒的なホームの雰囲気を感じました
この雰囲気に合わせるように鈴木選手のFKから
舩木選手がバックヘッドで2戦連発となるゴールを叩き込み同点に
ここからセレッソは怒涛の交代策
パトリッキ タガート両選手を同時投入で攻勢を強めます
交代で入ったパトリッキ選手を中心に攻め上がり川崎を押し込みますが得点を奪えません
川崎も黙ってはおらず後半34分には
佐々木選手のクロスボールを上手くマークを外した小林選手がフリーで打ちますがこれは枠の外
同38分にもレアンドロダミアン選手が抜け出してシュートを打ちますがキムジンヒョン選手が決死のファインセーブ
44分にもカウンターから決定機を迎えますが宮城選手のシュートは枠には飛ばず
一進一退の攻防が続き引き分けかと思われた後半AT
中原選手が佐々木選手にラフプレーで倒され得たFK
鈴木選手のボール早くて低いボールをパトリッキ選手が押し込みセレッソが土壇場で逆転に成功します
このまま試合は終了し
セレッソが川崎フロンターレにシーズンダブルを食らわせました!
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総評
まずチームの雰囲気がすごく良かったことに触れたいです
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試合終了直後には輪になって喜び合う選手たち
この試合に懸けてきた思いが本当に伝わりますし選手達のプレーにも迷いを感じません
本当に小菊監督の作り上げたチームに選手一人一人が応えてきてくれているのを感じます
その熱意やハードワークがサポーターに伝わっているのも感じます
磐田戦でホームで今季初勝利してから行くたびに拍手や一体感が大きくなっていくのを感じます
本当に去年とはいい意味で別のチームになっています
次は中3日難敵鹿島とアウェイでの一戦です
何年も勝てていない相手ですが自信を持って臨みましょう
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ではまた
おまけ
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思い出深い17年の優勝メンバー
丹野選手と山村選手が試合後ゴール裏に
この二人無くして二冠は有り得なかった
2人とも頑張れ!そしていつかまた帰ってきてほしい!
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