![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97539461/rectangle_large_type_2_ab3bb4ef966eb896d5ce4f7ecba2a545.png?width=1200)
コラム:坂道はツライよ --車椅子に取り付ける着脱式電動アシスト(2号機)--
私の相棒♥スマートドライブ
車椅子で出かけるとき、たよりにしている私の相棒。
それは、ペルモビール社の「スマート・ドライブ」です。
これはなにかと申しますと、
手動車椅子に取り付ける着脱式電動アシストです。
たくましいタイヤでグングン車椅子を押して(漕いで?)くれるので
自力で漕がなくてもいいからラクラク~!
というわけです。
我が家周辺は運河にかこまれています。
➡ つまり周囲は橋だらけ!
そう。
どこに行くにも橋(坂道)を渡らないといけないのです。
手動(手漕ぎ)の車椅子で坂道を上ったことがあるでしょうか。
フツーはあんまり経験ないと思うけどw
それはそれはキツイんです。
ぃゃ、頑張れば登れないこともないけど
ものすごく必死!
坂道などで、必死の形相で車椅子を漕いでるときに
「押しましょうか?」と声をかけてもらえると
もれなく、あなたが天使に見えます!
近所のスーパーまで850m。
でも橋を渡らないとたどり着けない。
バスで1駅。
1駅のために運転手さんに車椅子のスロープの出し入れをしてもらうのは
申し訳ないので乗れない。
そんな「ちょっとそこまでお買い物」がものすごく大変すぎて
このスマートドライブ(スマドラ)を購入する覚悟を決めました。
車も運転できるけど、車を出すまでもない、という距離に最適!
2018年2月に購入したから、5年目に突入。まだまだ元気。
当時は63万円だった価格も、今では89万円(税込)!!
覚悟もいるってもんです。
車椅子のように
「どうしてもこれがないと生きていけない」
という生活必需品ではないので
福祉の申請が通る人はマレで、補助金が出る人はほぼいないとか。
なので購入は実費です(涙)
![](https://assets.st-note.com/img/1674629188553-RGmOuB7CUa.png?width=1200)
結構重いけど、私でも持てないことはないくらいの重さ。
・本体重量:5.7kg
・走行距離:19.8km
・最高速度:6km
こんなふうに、手動式の車椅子に取り付ければ
アッというまに電動車椅子に早変わり!
![](https://assets.st-note.com/img/1674629214691-XxovTLZXuW.png?width=1200)
パラカヌー選手の瀬立モニカさんも動画の中で言ってますが、
車椅子を漕ぐのって上肢が健康な人でもキツイんですよね。
私は握力が1しかないので、なおさらキツイです。
おまけに肩の骨ももうボロボロです。
外はちょっとした傾きや坂道やデコボコだらけ。
肩や腕を痛めてしまうことも。
そして漕ぐのに必死で景色を見たり、おしゃべりも楽しめない。
で。これをどうやって動かすのかというと、
今までは、スマートウォッチに入っているアプリを使って動かしていたのですが、バッテリーの減りがものすごーく早い。
先日、Apple Watchを購入したので、バッテリーの持ちが格段に長くなりました。誤動作も減った気がします。
コチラが購入した時の記事です。
スマートウォッチで説明すると、
![](https://assets.st-note.com/img/1674646061660-PGCz6bk1oU.png?width=1200)
動かし方はすごく簡単
1. Watchを腕に装着
2. アプリを起動してONを押す
3. 車椅子のタイヤのリムをトントンと2回叩いて「発進」
4. もう一度トントンと2回叩けば「ストップ」
※ただし惰性でしばらく走るので手でタイヤを止める必要があります
充電もカンタン。
ただし、スマートウォッチはバッテリーが減るのが早いので
出かけるときはモバイルバッテリーをいつも持ち歩いてました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674645767893-x5vwDuHzsr.png?width=1200)
最近購入した Apple Watch SE 。
操作は上記と変わりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1720253521690-E5llSqbDb0.jpg?width=1200)
バッテリーの持ちが格段に長持ち!
今年買って良かったものNo.1に輝くこと間違いなしです。
しかもかわいい💕
⚠️スマートドライブを使用する場合の注意点⚠️
こちらの製品は、一度体験してみて
操作が可能かどうか、きちんと発進・停止ができるかどうか
を確認してからの購入となります。
気になる方は、ベルモビール社に問い合わせてみるといいと思います。