#2 安心して!昔から大和撫子は”推し”に狂ってるよ!
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等身大の仏像をつくり、床におでこをつけて「『源氏物語』を全巻読ませて!」とお願いする狂気の少女時代を過ごした、藤原孝標女パイセン。
それから3年後、むすめパイセンのお願いが仏様に届いたのか、お父さんの任期が終わったので、京都に帰ることになりました。
京都の家に到着して早速、むすめパイセンはお母さんに物語をねだります。
お母さんは宮仕え(天皇や皇后にお仕えする超エリートOLさん)をしている親せきに手紙を書いてくれて、むすめパイセンは念願の物語を手に入れたの