マガジンのカバー画像

🌸日本のキホン

13
これをおさえておければ、今よりもっと日本で生きるのが楽しくなる……はず!
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

🌸#5 現代人は四角いお豆腐メンタル!?昔の丸いおもちメンタルに戻ろう

↑の続きです。 いつから日本人の性質が変わってしまったの?昔の日本人は意外とどうしようもなくて、おおらかで、結構ずうずうしくて、好奇心旺盛のチャレンジャーでした。 そんな日本人が、いつから現代人のように完璧主義で失敗をおそれてチャレンジしない、潰れやすい四角いお豆腐メンタルになってしまったのか。 崩壊の始まりは、明治時代から。 鎖国という長いひきこもりをやめた日本が開国をして、ようやく目にした欧米は、とんでもなく発展していました。 「うそ! 私の国の技術力や経済力って

🌸#4 現代人は四角いお豆腐メンタル!?昔の丸いおもちメンタルに戻ろう

↑の続きです。 八百万の神様だって完璧じゃない現代はみんなの心に余裕がないせいか、他人の失敗が許せない人が多くて悲しいですね。 そもそも、この国は八百万の神様ですら完璧ではないのに、なんで完璧を目指すようになっちゃったんでしょうか。 日本神話では、何か問題が起こると神様たちが集まって相談をして解決します。 日本の神様たちは全知全能ではなく、それぞれ得意分野があるので、「この問題を解決するには、これが得意な神様にお願いしよう」と話し合うんです。 家内安全、学業成就、縁結

🌸#3 現代人は四角いお豆腐メンタル!?昔の丸いおもちメンタルに戻ろう

↑の続きです。 「昔の人も意外とどうしようもないのかも?」3選「あれ? 意外と昔の人もどうしようもないかも?」と、親しみをもっていただけるものをピックアップしました。 前回の続きです。 #3 【東海道中膝栗毛】江戸っ子中年男性と元カレの珍道中 3つめは、江戸時代から。 江戸時代は長い間平和だったおかげで、庶民の娯楽が充実し、識字率が世界一だった日本は貸本屋が大ブームに。 色んな種類の本がありましたが、そのうちの1つに滑稽本というギャグ漫画みたいな本がありました。

🌸#2 現代人は四角いお豆腐メンタル!?昔の丸いおもちメンタルに戻ろう

↑の続きです。 「昔の人も意外とどうしようもないのかも?」3選「あれ? 意外と昔の人もどうしようもないかも?」と、親しみをもっていただけるものをピックアップしました。 #1 【狂言】上司を尊敬していないお調子者部下「太郎冠者」 日本の伝統文化(芸能)の「愛すべきおバカさん」といえば、落語の「熊さん」と「八っつぁん」が有名ですが、こちらの解説は落語ファンの方にお任せするとして、私は狂言の「太郎冠者」と「次郎冠者」を推したい!! 【狂言】 室町時代に完成した日本の伝統芸