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文章の魅力を高めるために五感を使った表現についてお伝えします。

こんにちは!ヤマインターナショナルのまりなです。

広報になって9か月。
プレスリリースの作成やnoteを書くにあたり、
文章力が苦手な私は、ストアカで開催されていた小川先生のライティング講座を受講してきました!
文章力を鍛えたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

そもそも"文章力"とは?

「そもそも文章力ってなんだろう?」と疑問に思ったので、
Google検索で調べてみました。

文章力とは、「伝えたい相手に伝えたいことが届く文章」を書く力

文章といってもビジネス文書、小説、エッセイ、SNSやブログの文章、さまざまな種類があります。ビジネスで書く文章や情報を伝える記事は分かりやすいものが良いとされていて、小説やエッセイは情景や感情の描写、感情に訴える魅力があるかどうかなどが重要になっています。
めざす文章や書く目的によって、文章力の定義は変わります。
文章力=〇〇です、と一概に言い切れるものではないのです。

なぜ受講したのか

noteを始めるとなったときに、文章を通じて弊社のことを分かりやすくて魅力が伝わる文章を書けるのだろうか、文章でどうやって表現したらいいのだろうか、と自信もなく不安がありました。いつかプレスリリースを作成する際に自分の力で文章を作成して発信したかったので、ライティングの勉強をするために受講することにしました。

内容①読まれる文章と読まれない文章

皆さんは、読まれる文章と読まれない文章の違いはなんだと思いますか?
読むという行為は、時間や集中力を必要とし大変です。それを読者にさせるのですから「読みやすい」「分かりやすい」は大前提!「テーマの選び方がいい」「文章にリズム感がある」「表現方法や比喩が上手」などこれらも大切ですが必須という条件ではないんです。

「読まれる」「伝わる」文章の条件は、二つあります。
・共感
書かれたことを読んで、自分のことのように感じる。
・発見
新しい情報、新しい視点や気づきがある。

内容②五感を使って描写すると、変わる文章

そもそも五感とは、もともと人間の身体にそなわっている感覚器官。人間はこの5つの感覚を使って世界を「体験」し、様々な情報を取り入れています。五感にはすべて「記憶」が存在します。例えば、「炊き立てのごはんの匂い」と聞けばその匂いのイメージができるように誰もがもっている五感の記憶を刺激して、頭の中でイメージをさせる!それが読者の心を動かして記憶に残る文章となります。
例えば、下記の二つの文を読んでどちらのりんごが食べたいですか?

①すごく美味しいりんごです。
②青森の太陽の光を浴びて、ルビーのように輝く真っ赤なりんご。
 甘みがたっぷりのジューシーな蜜がこぼれだ出しそうです。

①の文だと美味しいりんご=主観になり、②の文では五感の情報量の差が違ってどういうりんごなのか浮かび上がってきますよね。
五感の描写を取り入れると、読み手にとってリアリティーのある文章になり、多くの人の共感を得られることができます。

内容③五感を使って、言葉で表現するトレーニング

では実際に、五感を使って描写した言葉を入れてみましょう!

テーブルの上にあるコロッケは(   )色です。→視覚
鼻を近づけると、(   )のようなにおいがした。→嗅覚
箸で触ってみると(   )。→触覚
一口食べたら(   )という音がして、→聴覚
(   )のような味が口の中に広がった。→味覚

ポイントは、対象物を思い浮かべて書くことです
例えば上記の文章の"コロッケ"を思い浮かべて、今まで食べたコロッケの記憶を蘇らせます。見た目、匂い、触感、音、味を思い出して言葉で表現します。

では私が上記の例文で五感を使って描写した言葉をご紹介します!
私はお母さんが作ってくれたコロッケを思い浮かべて言葉にしてみました。

テーブルの上にあるコロッケは、(少し黒く焦げた箇所もあり、神々しいベージュ)色です。
鼻を近づけると、(焼きたてのパン屋さんの香ばしい)においがした。
箸で触ってみると、(低反発枕の優しさでスッと割れる。)
一口食べたら(衣がサクサク、合いびき肉の肉汁がジュワ)という音がして
(お母さんの温かい愛が伝わる)ような味が口の中で広がった。

いかがでしょうか。
美しい花や景色を見たとき、おいしい料理を食べたときなどの「感動」を伝えることは難しいです。ただ「美しい」「おいしい」という言葉だけでは読者の心には響きません。大切なのは、読み手にリアリティーを感じさせ、読み手が過去に体験した「味の記憶」を再現させてイメージを膨らむような描写にすることです。

おわりに

初めてライティング講座を受講して五感と文章がどのように関係するのかを学んで、とても驚きました!五感を使って文章を書くと、読者が文章の中に入り込みやすくなり、自分自身がその場にいるかのような感覚を味わえます。私自身も、五感を使って文章を書くことで、読者にドキドキ感やワクワク感を与えることができることを実感しました。五感を使って文章を書くことで、自分だけが体験した記憶や感覚を、読者に伝えることができます。自分らしい言葉や表現を使って、五感を織り交ぜた文章を書いてみることをおすすめします!

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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