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「縁の下の力持ち、No2になりたいです!」って本当に面接官に刺さるの?


こんにちは。渡辺真梨奈です。
今日はいいことがありました!
人を信じるって大事ですね。

さて、今日も実際にあった相談から。

今年30歳!大手メーカーでもくもくと会社のために働いている男性と転職の話をする機会がありました。

彼は、学生時代はスポーツに打ち込み、1社目、2社目共に大手上場会社で働いていました。
正社員で年収を上げていきたい!という彼の要望を聞くために、相談に乗ってました。

私はnoteで「転職活動の軸は自分のビジョン!」と言ってます。
彼に聞いたところ「No. 2になり、Topに立つ人のサポートをしたい」ということを言ってました(そもそもビジョンではない気がする・・)

とても気持ちはわかります。
(私は目立つのが嫌いなタイプなので・・。あまり信じてもらえないのですが笑)

しかしなぜ「No2になりたい」という言葉の印象が良くないのか、3つにまとめてみました。

1.自信がない発言ととらえられる

確かによくよく聞いてみると「No1の器ではない」「リーダーシップを張るタイプではない」「TOPで責任を取るのが怖い」というネガティブな理由ばかり。
「No1が無理だからNo2がいいのか?」と思われかねません。
リーダーシップを張れない、自信のもってない人材を、企業は長期的に雇用しようと思うでしょうか・・?
(採用されたとしても「言うことを聞いてくれそう」「みんなが嫌がる無理なお願いも聞いてくれそう」というブラック企業に採用されかねません)

2.No2も、自分自身のビジョンで働いてる!「自分もTOP」という気持ちでやっている


「No2でいい」と言う考え方ですが、「No2に失礼だな」と思ったりします。
私の周りの経営者さんで、周りの人材を動かすのが得意な方は、人材のことを「自分より下」とは一切思っていません。
対等な立場、むしろ自分にない強みを持っている人材としてリスペクトしているように思います。
たとえ、その法人での登記上の見え方が「No2」だったとしても、別の法人ではTOPであったり、またはNO1とポジションが逆転していることもあります。No2を張れる人材は、No1もできるというのが、持論です。

3.では何と表現するのが適切なの?

それでも、TOPを張るのではなく、縁の下の力持ちというポジションが得意な人もいますよね。
私は、2番手とリーダーシップ、マネジメントは別物だと考えています。
たとえポジションが2番手だったとしてもリーダーシップを張ったり、マネジメントスキルが高い方がたくさんいます(むしろ多いように感じます)。

「No2」とか「2番手」という言葉は使わず、「人の役に立つ仕事をしたい」「リーダーシップを持って、課題の改善や業務を推し進めていきたい」「ゆくゆく、マネジメント出来るように自分が矢面に立って結果を出していきたい」という方が印象は良いように思います。

正社員として年収を上げていきたいのであれば、必ず必要なのが「リーダーシップ」や「マネジメント力」だと考えています。
人事の立場になって物事を考えた時に、どういう人材なら会社を一緒によくしていけるかという視点に立って、自分をプレゼンしていきましょう!

 

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