学振面接に受かるための3つのポイント【DC面接】
こんにちは。まりなです。
今回は学振の面接についてまとめようと思います。
おまけとして面接の発表スライドも公開します。
私はDC2を面接ありで採用になりました。学振の面接はあまり情報がなく,情報集めにとても苦労しました...
そこで,面接にむけて絶対やったほうがいいいこと,これは知っておきたかった,といったことをまとめます。
1.面接練習(発表)は100回やる
学振の面接では自分の研究などについて発表しなければなりません。この発表の練習は100回やる!!これは絶対です。理由は発表を完璧にするためです。
完璧とは「スラスラしゃべれる」「相手に伝わる」「時間ぴったりに終わる」ができることです。特に,時間厳守は絶対!
練習はなるべく色々な人に見てもらい,意見をもらうとよいでしょう。例えば,研究室の教授・メンバー,ほかの研究室の教授・メンバー,家族,友人などなど。特に面接官をやったことがある教授が近くにいれば絶対見てもらいましょう。過去の委員(面接官)については学術振興会のホームページに書いてあります。
2.発表内容に関する受賞歴や研究費獲得歴を入れる
もし,発表する研究内容で受賞歴や研究費の獲得歴があるのであれば,さらっと入れておきましょう。
発表する研究内容に受賞歴や研究費獲得歴があるとこで,その研究内容への評価が上がります。研究への評価が上がれば,その研究をするために科研費を出したいと思いますので,採択につながります。
ただし,発表時間が限られるので一言ふれるだけでいいと思います。
3.質疑には丁寧かつ迅速に答える
発表はみなさん練習して臨むので点差が付きにくいのではないかと思います。そうなると,質疑が重要になってきます。
面接官は5人ほどいるのですが,質疑は自分の研究に一番近い方が中心にしてきます。しかし,他分野の方もしてきます。他分野の方には予想外な質問をされるかもしれませんが,その時も丁寧に対応することを心がけるとよいでしょう。
また,悩みすぎて無言の時間が続くというのは印象が良くないと思います。発表同様に質疑の練習もしておいたほうがよい。
【おまけ1】当日の流れ
おまけとして当日の流れはこんな感じだった,といったことを書いてみようと思います。
まず,私は1時間くらい前に会場に到着しました。
受付を済ませると控室に通されます。そこで,モニター接続のためしができます。もしうまく接続できなくても係の方に対応していただけます。
面接室は何部屋かあり,2・3人ごとに呼ばれます。面接室の前の椅子で待機し,自分の名前が呼ばれたら面接室に入ります(一人づつ)。面接室にはパソコンやポインターなど面接に必要なもの以外持ち込めません。
面接室には面接官と司会の方がいます。私の時は和やかな雰囲気でした。
面接が終わるとそのまま解散です。
【おまけ2】質疑内容
私の時の質疑内容について書きます。
私の時は質問を3つ頂き,その内2つは私の研究に関することでした。
もう一つは,自分の研究は海外でも応用できるのか,海外では自分の研究分野はどういう状況なのかという質問でした。これは,若手研究者の国際的な活躍を推奨している学術振興会らしい質問だと思いました。
【おまけ3】私の発表スライド
ここからは興味のある方にのみ...。おまけとして,私の学振面接で使った発表スライドを公開します。もし参考になれば幸いです。
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