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怒らない国ミャンマー

怒らない国ミャンマーをご存じですか。
なぜ怒らないと言われているかというと、仏教国であり仏教の教えでは怒りをあらわにするのはご法度。
人前で怒られる事や怒る事は滅多にない為、逆にいえば怒られる事への耐性がないとも言えます。

私はこの国をあいのりを観て知りました。
あいのりメンバーが、自由時間でお酒を飲んでしまい約束の時間を守れず遅刻した時もバス運転手の男性は、「皆さん、楽しめたのならよかったです」と怒らないのです。
当時は「え、素敵…怒らない国、めっちゃいいやん」と思って観てましたが、先日観ていた時にある事を思いました。
.....…これ、今の若い子達に似てないか?

最近新人の傾向として、怒られたらすぐ仕事を休んだり、辞めたりする人が多いように思います。
先ほど書いたようにミャンマー人は怒られ慣れていない方が多い。
怒ると叱るの区別が出来ず、なにかを注意すると”怒られた”とその感情だけ残り、仕事は秒の速さで辞めていく人が多いのだそうです(賃金が安くその場所や働き方はこだわらない背景もあると思うが…)

少しネガティブな事を言ってきましたが、ミャンマー人は穏やかでお人よし、思慮深いなどといいところが沢山あります。昔の日本人と似ているなと言われる部分もあるほどです。
今はSNSが普及したおかげで自分の思っている事を溜めこず発信することができる時代になりました。そして、価値観が合う人と交流できたり新しいことを始めたりするなど自分自身の在り方や幅が広がった時代でもあります。
人と違うこと、普通の事が出来ないとすぐに叩かれる時代でもありますね。

多様性が認められているいま、このような特性を汲みながらみんなが穏やかに働けるようにしていきたいですね。

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