おすすめTED紹介

在宅勤務中に、毎日の予定の中に1日一本TEDをみるという予定を作ってみた。いままで見よう見ようと思って見れなかった分をまとめてみた。

全部で25本以上見た気がするが、その中でも特に印象に残った6本を紹介します。

見たものリスト

深津さんに紹介されていたものを順番に見ていった

注意をそらすテクニック

おすすめ度: ★★★★★
2回目見ちゃう度: ★★★★★
最後のオチ: ★★★★★

世界一のスリとして名高いアポロ・ロビンスは、時計を盗みとりつつ、人間の興味深い反応を研究しています。抱腹絶倒の実演では、バイキング料理でも選ぶようにTEDGlobal 2013の参加者から一人を選びます。そして見せてくれるのは、人間の知覚の弱点を利用して、財布を抜き取り、持ち主の肩に載せても全く気づかない様子です。

これは必見。
ええっいつの間に!が凝縮されている。これは盗まれちゃう。マジックショーみたいで面白い。人間は実はあまり物事をしっかり見えてないんだなということを実感する。そしてもう一回見てしまう魔力性がたかい。

The power of vulnerability

おすすめ度: ★★★★☆
勇気づけられる度: ★★★★☆
あるがままを許す度: ★★★★★

深い愛情や関係性を感じている人は自分が愛されるに値すると信じているのです(12:45あたり)

「あなたは完璧じゃないのよ 苦しみを背負っているの
でもあなたは愛情や帰属に値する存在なのよ」と子供にいってあげてほしい

自分自身を心の底からさらけ出すこと。心の脆さをさらけ出すのです。そしてあるがままで愛すことです。たとえ成功の保証がないとしても。それがとてもつらいものだとしても

なんて素晴らしいんだろう。この心の脆さを感じることがいきていることだから

この自分で良いんだと信じることです。なぜならこの自分で良いんだと言える場所から働きかけることで叫ぶのをやめて傾聴しもっと優しく穏やかに周りに接し自分自身にも優しく穏やかになれると私は信じているからです

自分の調子が出なくて、才能がないなー何もできないなー、自分の価値ってなんだろうと思う時に見るのがおすすめ。
自分の苦手なことを隠せば隠すほど、追い込まれていくって不思議。できないことはできないし、苦手なことは、改善できるなら改善して、あきらめて人に任せちゃうでもいいと思えるスピーチ。

心の脆さを認めて、それを言えると自己価値観が高められるというのは相反するように見えて、相反しないという心の不思議さを感じる。

最近は苦手なことは苦手と言ってしまうし、自分にできることが他の人にもできるとは限らないし、逆もまた然りという感覚が芽生えてきた。苦手をおぎない得意を活かすために人はチームで活動するんだなと思う。

先延ばし魔の頭の中はどうなっているか

おすすめ度: ★★★☆☆
そういうタイプの人がいることにびっくりした度: ★★★★☆

頭の中に今楽しいことをしようとタスクの邪魔をするおさるがいて、全然物事を進められないという悩みと向き合った話。

先延ばしをしてしまう人間は、どういう思考でそういうことをしてしまうのかを可視化したスピーチ。自分とは全く異なる感覚でさっぱり共感できないけど、そういうタイプの人もいて、それに苦しんでいる人もいるんだなと理解した。

最後の人生カレンダーは良いなと思った。自分の寿命が90年だとして、あとどれくらいの週の箱があるんだろうを可視化したものである。締め切りを意識することで、時間があまりないことを認識して、先延ばしをしてくるおさるを抑えることができるという対策まで話していた。

創造性を育むには

おすすめ度: ★★★★★
元気がでる度: ★★★★★
妖精をさがしちゃう度: ★★★★★

人々が芸術家や天才に抱く無理な期待を巡ってエリザベス・ギルバートが考察します。そして、わずかばかりの一個人がジーニアス(天才)「である」のではなく、人間はみなジーニアスを「持っている」のだという急進的な考えを語ります。これは私的であり、可笑しいながらも、驚くほど感動的な講演です。

何もできない。なんてだめなんだろうという時に見ると良いTED。

どうして、芸術家(画家、作者)は抑うつと戦うことになりがちなのだろうという疑問からはじまる。
ルネッサンス以前の人間と才能の関係は、人間に才能があるのではなく、人間にたまたま神が降りてきている状態という関係だった。しかし、ルネッサンス以降は人間から才能が湧き出るという状態と認識が変わってしまい、たまたま調子が出せない時に、なぜ自分はできないんだろう、過去を超えられないんだろう、周りの期待に答えられないのだろうと抑うつ状態に入り、自死してしまったりする。

人間誰でもたまたま調子が出ない時期や、どうしてもできない時期がある。でも自分ができないというわけではなくて、たまたまその才能の恵みを与えてくれる妖精(ジン)が今いないだけと認識を変えると生きやすくなりませんかという提案だった。

自分は才能が無いというわけではなく、まだ妖精に巡り会えていないだけ、降りてきたら逃さないようにしよう、降りてきそうな時に受け入れる準備をしようと勇気がでる。

思うは招く だったらこうしたてみたらで夢が叶う

おすすめ度: ★★★★★
元気がでる度: ★★★★★
涙がでる度: ★★★★★

お金が必要な夢やお金がないと無理な夢=誰かがしてくれるサービスに過ぎない
自分ができないことをしてもらうしか無い=生きることにお金がかかる
自分ができるとしてあげられる=仕事になる

人間が生きる上で大事なことはできなかったことができるようになることなのかもしれない
夢は今できなかったことを追いかけるのは正しいのでは
「どうせ無理」
人の自信と可能性を奪ってしまう言葉です

どうせ無理を教えてくれる人たちは、やったことがない人なのです。適当なやらない言い訳を教えてくれるんです。そのせいで僕たちは何をしていいのかわからなくなるんです。何ができるのかもわからなくなる。

僕は「どーせむり」をなくせば、いじめ、暴力、戦争がなくなるとおもっています。

人は足りないからこそ助け合えることができる。足りてたら人の助けなんかひつようないじゃないですか。だからこそ足りないことをばかにしちゃいけないんです。恥ずかしいって思う必要もないんです。
大事なことは、自分は何やっても中途半端だなぁなんて自分を攻める必要なんかまったくなかったんです。実は中途半端ちゅうのは何もしないよりも何もできないよりも実は全然いいんです。ちょっとできているだけマシなんです。だから自分を責めることなく、足りない自分をマイナスに思う必要なく一生懸命できることをすればよかったんです。
自信を取り戻すためにはやったことが無いことをやってみる
まずいと思ったら逃げるのもあり
失敗した自分を 逃げた自分を 諦めた自分を 責めないで へこまないで
気持ちがグルングルンし始めたら「ただいま成長中!」って言ってみてください

自分は何もかも中途半端で、何も極められなくて、ちょっとかじっているだけで全然強くなれなくてほんとにだめだなとずっと思っていたけど、実は中途半端でもちょっとできるだけでもマシと言っているのは勇気がでた。

このスピーチは聞いているだけで涙が出てくるのでぜひ見てほしい。これを日本語で聞けることがありがたい。

社会運動はどうやって起こすか

おすすめ度: ★★★★★
サクッと見れる度: ★★★★★
組織とは何かを考える度: ★★★☆☆

これは実際に見てもらうほうが早いので見てください!
組織でだれかが動き出した時に、自分がそれに乗ってサポートできるかが大事なことなのだなと思う。一番乗りでやる、リーダシップが大事なのではなくどうやってフォローするか、フォローされるかを意識するのが大事なのではなかろうかと思う。


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