ピアスキーマ療法LINEグループのルール


①私生活第一の原則

ピアグループは私生活の向上のために存在するのであり、ピアグループの向上のために私生活を犠牲にしてはならない。

②自己犠牲の禁止の原則

ピアグループのメンバーのために自分の限界を超えたサポートを禁止する。過剰な自己犠牲はスキーマ刺激やモードのトリガーになるため、メンバー間トラブルの原因となりうる。また、①の原則にも反する。

③メンバー個人同士の相談の禁止の原則

ピアグループに所属する者はたとえグループ入会前に親しい間柄だったとしても、メンバー同士の個人的な相談を禁止する。偶発的に生じてしまった場合は、必ずグループに事後報告をする。これは閉鎖空間での自己犠牲と依存的関係構築の防止のためである。
【過去にこの原則を破った結果、自殺者が出ているため最も重要な原則とする。】

④ピア以外の救済不可の原則

ピアグループはたとえメンバーの重要他者であったとしても、ピアグループに所属しない者に対するサポートを行わない。ピアグループはメンバーの生活向上を目指すこと、救済を目指すことで手一杯であるため、ピア以外へのグループの協力は②の原則に反する。

⑤専門機関受診の原則

ピアグループはそれぞれに問題を抱えるメンバーで構成されているため完全なサポートをすることは不可能である。抱える問題が大きすぎるメンバーには、可能な限り適切な専門機関を推奨する。そのためのサポートをグループは行う。②の原則に反さないためのルールでもある。

⑥定例会参加の原則(おまけ)

グループラインだけでは学びきれないこと、ラインが苦手な人がいることから定期的に定例会を開催する。①に反さない限りでなるべく参加する。関西組も定期開催して関西組独自に定例会をしてほしい。3月7月9月12月に私が関西の定例会にも参加する。(頻度は要相談)

サポートありがとうございます。みなさんのサポートは、スキーマ療法や発達障害、当事者研究に関する書籍の購入やスキーマ療法の地方勉強会、ワークショップ開催などの費用に充てたいと思います。