見出し画像

प्रज्ञापारमिताहृदय とは。

こんちは。

本日は、実はラスト20代という記念すべき日。


自粛期間後中々行けなかったハンバーガー屋さんからテイクアウトをして、食べて。

近所で有名なパティスリーでケーキ買って、後で食べるんだ~!


そして、先ほど、人生初の写経してみました。

प्रज्ञापारमिताहृदय

↑題名のこれ、般若心経のことです。


幼い頃、奈良の薬師寺にて、写経セットを母におねだりし、購入しました。

幼い癖になぜ写経したかったのか、謎ですが、、

ってか、小学生の冬休みって必ず書き初めが宿題となるじゃないですか。

あれ大嫌いだったのです。

基本、本番一発な人間でして、バレエやってても練習沢山しますが、本番が全てじゃないですか。

だから(?)、わざわざ冬休みにだけ習字やらされて、練習で同じ文字何回も書かされるのが嫌だった。

今思うと、そんな毛嫌いしなくても。笑


まぁ、私自身が字が下手なので、コンプレックスだったのかな?と思います。

とりあえず、習字嫌いな癖に、なぜか写経を購入。


その後、えぇ、29歳の今まで、手元にあったわけです。とても大事にしまってました。

(忘れてないよ、しまってたの。)


そんな写経しまっちゃうよおばさんとなっていた私


ふと、薬師寺 写経と調べた。


白鳳伽藍復興、今年で50年目。

勧進数850万巻を越えたとの事。凄い。

そして、期限はないので、薬師寺の写経を持っている人達は是非納経を待っているとの事。


えー!!薬師寺が私を待っている!!

知らなかった、写経ってその場で終わりだと思ってたし、この薬師寺のはお布施がてらの納経だと思ってたから、十数年の時を越えて、送っても迷惑されると思って諦めてたの。


さすが、680年建立なだけあって、悠久の時を待ってくれる。素晴らしい。


ということで、目の前がぱぁっと明るくなった気がした私は、幼い自分が買って放置してた写経を手に取り、ありがたく思いながら写経に勤しみました。


一応、般若波羅蜜多心経がなんなのか。

なんて書いてあるのか、現代語訳読みました。

意味よりも驚いたのが、西遊記で持ち帰ったのが般若心経なのね!!!知らなかった……

それらを短くしたのがこの今回書いた般若心経。


いやぁ、興味をもって調べなければ、知らないままであった。

三蔵法師何しにふらふらしてたのか知らなかった。

鬼退治は桃太郎だもんね。困惑した。


何はともあれ、写経めっちゃ疲れた。

これだけ集中して、文字を書き続けるって、日常生活に無いもんだから……

今、もう眠たい。笑


ひとまず、泣かずに書き終えれたこと、安心してます。笑

今度はちゃんとお寺さんで写経教室に参加してみたいものですね。

写仏もしてみたい!


お世辞にも字が上手く書けるわけではないけれど、達成感と文字を書く集中力が心地よい時間でした。


20代最後の日

ホントなら友人達とワイワイするはずが、コロナの影響でステイホーム。

だけど、数十年の時を越え、写経し、己と向き合うそんな有意義な時間を過ごせたのも面白いかと。


さて、後は、薬師寺へ送るのみ。

納経することで、時を越えて名を残す。




えー……

未来人に文字下手やなぁと思われたくないなぁー。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?