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【本】ジェイソン流お金の増やし方②

■インデックスファンドに長期・分散積み立て投資をする

米国インデックスファンドに定期的にお金をこつこつ入れるだけ

・米国株に投資する方法

①投資信託②ETF(上場投資信託))③個別株
①と②はファンドマネージャーが運用する。
①は非上場②は上場③は自分で銘柄を決める。
①と②で迷った場合は、手数料と取引の手軽さで考える。

・かかるコストの内訳

①購入時の手数料(販売手数料):投信は「ノーロード」と呼ばれる手数料ゼロの商品が多い。ETFは上場しているので、購入時に手数料がかかる。
②信託報酬:投信をかと持っている限り信託報酬を払い続ける。信託報酬は販売会社や商品によって違う。また資産に対して年率で計算される。
③売却手数料:売却(解約)してお金にする際、かかる手数料。ETFはかかる。
④その他のコスト:ETFは直接海外のファンドを購入するので、米国株のETFは米ドルでしか買えない⇒為替手数料がかかる。

・取引の手軽さ

①購入 証券会社/銀行/郵便局。窓口毎に扱っている商品が違う。
ETF 証券口座があればどの証券会社でも買えるが、ネット証券がおすすめ(手数料が安いため)
②取引 投資信託は1日ごとに決められた基準価格で1回だけ。
    ECTは1日に何回でもできる。指値、成行注文が可能

・インデックスファンドとアクティブファンド

①インデックスファンド:株価指数に連動する値動き。連動した運用を目指す。市場価値に連動させるため、銘柄調査、分析の手間がかからない。手数料が安く、効率的に市場平均のリターンが期待できる。
※指数例:日経平均、NYダウ、S&P500
②アクティブファンド:一定の数字を上回るパフォーマンスを目指すよう設計。投資のプロが調査をして投資する銘柄を選んで運用。投資家の手腕のパフォーマンスが左右される。また手数料も高い。
インデックスファンドはベンチマークしている指数と同じ値動きにするため、指数にしている株式指数とだいたい同じ銘柄を同じ比率で組み入れる。
アクティブもインデックスも複数の株に投資先が分散されているのは一緒。

アメリカの経済に将来性がある、と考えるなら、コストを抑えてリスク少な目な米国株の株価指数に連動しているインデックスファンドに投資する。

・投信のリスクヘッジ方法

ことわざ「卵を一つのカゴに入れるな」=分散
⇒この分散とは、「資産の分散」と「時間の分散」
①資産の分散
投資する対象を分散させる事。投信は、そもそも株式や債券などに分散投資をしているパッケージ商品なので、投信を選んだ時点で分散投資をしていることになる。
②時間の分散
「ドルコスト平均法」=一定額を決めて定期的に投資していく。初心者は購入のタイミングを見極めるのが難しいため、一定額を長期スパンで投資する。(決まった金額を自動引き落とししてくれるサービスがあると楽)

・投資信託とETFのどちらが良いか?

⇒米国ETFを購入して運用(保有にかかる手数料が安い)
いきなり海外ETFをやるのはハードルが高い場合は、投資信託の方が簡単。

・投資を始めたらやめない、売らない

①キャピタルゲイン:持っている資産を売ることで得られる売買差益
②インカムゲイン:投資信託を持ち続けることで得られる分配金
投資を考える時は①と②のトータルリターンで考える

普通分配金とは、運用をして得た利益から出てくるもの。
特別分配金とは、元本が基準価格より下回っている時に、元本の一部を切り崩して出されるもの。
分配金は「受取型」と「再投資型」がある。長期でやるなら「再投資型」がおすすめ。元本が増えるから。

・利益が出ても手元に残るのは約80%

日本では、20.315%の税金がかかる。
税金を回避できる制度は使う。
⇒20.315%を一定期間、一定額免除できる方法が、NISA、つみたてNISA、iDeCo ※ただしNISAとつみたてNISAは併用不可

・ジェイソンお勧め投資先

①楽天証券②SBI証券 両社とも手数料が安い、源泉徴収ありの特定口座に対応している。②は自動積立に対応

つみたてNISAで楽天・全米株式インデックスファンドに投資

初めて投資を考える上で、平易な文章で、かつジェイソン氏の実体験からお勧めの方法が詳しく書かれていて、大変参考になりました。
おしまい。

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