目をつぶるのが怖い夜

真夜中、不意に
私は世界一孤独なんじゃないか、と思う夜がある。
誰かと繋がりたくてツイキャスを始めるけれど
誰も入室して来なくて結局途中で切ってしまう夜。
友達のキャスを覗いてみたら
知らない世界の話で盛り上がっていて
見なければ良かったな、と後悔して寂しくなる。
まるで、みんながワイワイと騒ぐ教室に
ポツンと一人で居るような。

話したい夜に限って誰も居ない。

我慢して眠ろうと思っても眠れない。
薬は飲んでいるのに。
こういう時だけ何故早く眠りに導いてくれないのだろう。
寝酒でも飲んでしまおうか。
しかしこうして酒量が増えるのは健康によろしくない。
昨日だって水割りを飲みながらツイッターにグダグダと酔っ払いの愚痴を書いたばかりだ。

孤独なまま朝を待つのが苦しくて怖い。

こういう時、一人の不便さを感じる。
私がもっとこういう苦しさや孤独や痛みに鈍感だったら良かったのに。
そうすれば、何も考えずに眠って
気持ちのいい朝を迎えられるんだろう。

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