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【ココロノマルシェ】物やお金を盗んだ事があってそれも1回くらいじゃなく何回かしてしまいました。

ども。心理カウンセラーのまりも(Mary)です。
みなさま、こんばんは。

「ココロノマルシェ」のお悩みに回答しました。

◆◆◆

私は、昔物やお金を盗んだ事があってそれも1回くらいじゃなく何回かしてしまいました。
お金、物を盗んだ回数は、多いと思います。昔の過ちなのか頭の片隅に残っているのか思い出すと怖くなってきます。
自分は、死んでしまった方がいいのか、でもまだ生きたいから死ねないんだと思います。分からないんですけど、自分が死んでしまった時私は、地獄に堕ちてしまうんでしょうか?(mikuさん)


mikuさん、こんにちは。心理カウンセラーのまりも(Mary)と申します。
お悩みに、回答させていただきますね。どうぞよろしくお願いいたします。


■mikuさんは本当は何を相談したいのでしょう?

ご相談文を拝読していて感じるのが、「mikuさんは一体何を恐れているのかな?本当は何を相談したいのかな?」ということです。

ご相談文からは

・過去の盗みの記憶に対する恐れ
・死んだ方がいいという思いからの恐れ
・地獄におちるのではないかという恐れ

という様々な恐れと不安の気持ちが見えるのですが……
「mikuさんが本当に聞きたいことはどれなのかな?」と、まりも(Mary)は思います。

mikuさん、一体何がそんなに怖いのでしょうね?
mikuさんはココロノマルシェで本当は何を相談したかったのでしょう?

■盗むことをやめられなかったのはなぜなのか?

物や金銭を盗んでしまったという過去の罪がどのくらいの重さになるのか、法的にどうなのかは、私ではわかりませんので、その道の専門家である法律家の先生に任せたいと思います。

その代わり、心の専門家として心理カウンセラーであるまりも(Mary)は、mikuさんが盗みを働くことになってしまったのはなぜか、そしてそれを繰り返さずにいられなかったのはなぜなのかをmikuさんとご一緒に考えてみたいと思います。

mikuさんはどうして盗む行為を繰り返してしまったのでしょうね?そのときmikuさんはどんな状況だったのでしょう?また、どんな思いで盗みを繰り返していたのでしょうか?

もしかしたらほんの出来心から癖になってしまったのかもしれませんし、あるいは、そうせざるを得ないやむにやまれない理由が何かあったのかもしれません。そのあたりは直接お伺いしてみないとわかりませんが、mikuさんの今の苦しさを手放していくには、きっとそこから振り返ってご自分と向き合っていく必要があるのだと思います。

■罪を受け容れる勇気

死んだあとは……どうなるんでしょうねぇ……。
私も正直よくわかりません。笑
天国にいけるのかもしれないし、地獄に堕ちるのかもしれないし。怖いかもしれないし怖くないかもしれないし。
そもそも閻魔(エンマ:冥界の王として死者の生前の罪を裁く神)様がいるとしたら、どんな基準で人間を裁くんでしょうね。それこそ冤罪とかで地獄に堕とされたりしたらイヤだなぁ…。苦笑

mikuさんの疑問は、人類が今なお、悩み続けている壮大なテーマです。いろんな哲学者や科学者が2000年以上も考え続け、研究し続けて、いまだはっきりした答えの出ていない問いです。だから、きっと今生きている人はみんな、多かれ少なかれ、一度は同じ不安を持ったことがあるはずです。不安なのはmikuさんだけではありませんよ。みんな一緒ですから大丈夫です☆

そして、たぶんこの問いについては、mikuさんが生きているうちには答えは出ません。寿命が尽きて死んだ後、実際に自分で見に行く方がよっぽど早いと思われますので、良い意味で諦めましょう。笑

おそらくmikuさんのご不安の本質は、死んだら本当に閻魔様に裁かれるのかということや、実際に地獄に鬼やルシファー(キリスト教における堕天使であり悪魔の長)がいるかどうかではなく、「こんなひどい罪を犯した自分は裁かれるべきであり、地獄に堕ちるに相応しい」という強い観念(罪悪感)なのだと思います。
その思いが頭から離れない苦しさから、「死」という言葉までもが頭をよぎるのでしょう。

mikuさん、ご自分がしてしまったことを深く反省されているのですね。でも、まだどこか十分に自分の過ちを受け容れきれないでいるのではないですか?

その苦しい観念(罪悪感)を手放すには、「自分のしてしまったことを受け容れること」が必要です。過去の自分自身と向き合い、罪を犯してしまった当時の自分ごと受け容れなくてはならないのです。それはもしかすると地獄に堕ちるより苦しいことかもしれません。

人は誰でも過ちを犯します。大なり小なり、一度も道を過たないで人生を歩んでいける人はまずいません。そして、ときに人は、自分でも取り返しがつかないと思うような過ちを犯すことがあります。でも、それでも生きていかねばならないし、生きていくことはできます。

犯した罪を罪として認め、自分で受け容れていかない限り、生きていくことはつらいままです。でも、罪を犯した自分ごと受け容れることができれば、地獄に堕ちずとも、そこから新たに自分の人生を生きなおすことは、必ずできます。


mikuさんを裁きつづけているのは、閻魔様でも神様でもありません。

mikuさん、あなた自身なのです。


でも、こうして今、自分が過去にしてしまった過ちを正直にここで話すことができたmikuさんならば、きっともうすぐいい方向に変わっていけるはずです☆

大事なのは、自分を受け容れる勇気を持つこと。
その勇気を持ちたいと思えたら、是非カウンセリングの扉を叩いてみてください。


■ まとめ

それでは最後に、今のmikuさんに大切にしてほしいことを3点まとめますね。

1.自分の中の恐れと向き合いましょう
2.生きている以上、人は変わっていけるということを信じましょう
3.
自分をまるごと受け容れる勇気をもちましょう

この「ココロノマルシェ」で相談をすることが出来たmikuさんは、幸せになるための一歩をもうすでに踏み出せています。だから、そんな自分をこれからもどうぞ信じて行動してあげてくださいね☆


◆◆◆

自分の感情と向き合う作業を一人で行うのは、なかなかしんどいと思います。それは心の勉強をしているカウンセラーであっても、難しい。だから、私自身もまわりのカウンセラーさんに定期的にセッションをお願いするようにしています。

また、カウンセリングではこれまで人には話せなかった悩みやつらさ、自分のなかだけには留めておけない痛みをカウンセラーが聞いてくれます。

mikuさんも、私まりも(Mary)でも他の方でも構いませんので、もしよろしければ、この機会に是非カウンセリングを活用してみてくださいね。優秀なお弟子さんたちが、必ずやmikuさんの力となり、心に寄り添ってくれるはずです☆

今回お贈りした言葉が、mikuさんのお悩みを少しでも軽くし、あなたの人生を明るく照らす道しるべになれば幸いです。ご質問、ありがとうございました。

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