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日記 20240603|5月に読んだ本


20240603 mon

ほぼ自動筆記

途切れていた日記を再開する。5月も楽しいことや書き残したい感情はたくさんあったのだけど、あまりにもあっという間に過ぎてしまった。このところ心身の調子がいまいちよくない。そもそもは休みの日に日記を書く時間をとるのが難しくて連休を境に途絶えてしまったのだけど、その後は意味のある文章を組み立てるだけの気力のない日が多かったような気がする。単行本の仕事をして、夜は毎日2時間くらいなにもできない時間があり、食生活もよくなかった。このまえの土曜日にちょっと疲れる用事があって、その翌日は練習がふたつあったのだけど結局どちらも行けなかった。夜まで体に力が入らなくて、こんなことは今までにもなかったように思ったが、たぶんそれでいったん底を打って、今日はすこし元気だった。自分の立て直し方のパターンをもっと用意しないといけない。部屋の掃除や片付けをほんのすこしでもすると本当に心が落ち着く。ずっと物に囲まれて息が詰まっていた実家からまだ離れられないような気がするときがある。今日はラグの下にも掃除機をかけて、ついでに向きを変えてみた。見える模様が変わって、すこしの違いだけど新鮮に感じられてよい。ありスパのスマホを持たずに知らない駅に行ってみる回、よかった。SNSとそれにまつわる感情からもっと離れるべき。「みんな」なんて存在しなくて、ただひとりひとりの人間がいるだけだ。夜は用事が済んでから部屋で筋トレをして、宅建試験の過去問をすこしだけ見た(今日の昼間には事務仕事中に解説動画を流し聞きしていた)。

きのうの深夜に、2週間ほど意識的に読んでいた本を読み終えて感想を書いた。超旅ラジオのコミュニティ、ロストバゲージクラブの参加企画で読んでいた本。こんな機会でもないと絶対に読まなかっただろうし、いろいろと思い出もできて、気忙しかったけど参加してよかった。これもまたひとつの旅。5月は本当に瞬く間に過ぎて、驚くべきことに『ストーナー』を読みかけのまま丸一か月以上放置していたことに今朝気づいた。4月は乱読しすぎたから5月は読み切る方向にいこうと考えていたが、そもそもそれほど読書の時間をとれなかった。平日の夜は床に溶けて、『黒執事』を読んだりしていたからね(おもしろすぎる)。明日も元気だったらまたお昼休みに本を読むリズムに戻したい。

とにかく気分の沈む冬がようやく終わって迎えた春のこの短い2か月が一年でいちばん元気なときなのに、今年はなんだかだめだった、ように思ってしまうけれどいいこともたくさんあった、それを覚えていられないからやっぱり日々記録を残すことは自分のためにどうしても必要だ。このあと夏みたいな日がきて、憂鬱な梅雨がきて、本当の夏がきて、元気に乗り越えられる自信がまったくないけど、たくさん休みながらなんとかやっていけたらいいなぁ。健康第一!



5月に読んだ本(≠読了)

  1. 『数学する身体』森田真生(新潮文庫)

  2. 『三体Ⅲ 死神永生(下)』劉慈欣(早川書房、Kindle)

  3. 『オールアラウンドユー』木下龍也(ナナロク社)

  4. 『たやすみなさい』岡野大嗣(書肆侃侃房)

  5. 『虎のたましい人魚の涙』くどうれいん(講談社)

  6. 『キッチン』吉本ばなな(福武文庫)◇再読


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