君に伝えたい歌がある。
最近、ずっと気になっていたあいみょんの新曲「双葉」を聴いた。
あいみょんらしい軽快で少し切ないメロディーに、まっすぐ胸にグッとくる歌詞がマッチして、すごく素敵な曲だった。
この曲は、NHK「あいみょん18祭」のテーマソングだそうで、今の18歳の子たちに向けた応援ソングになっている。
君も大人になったら 恋をするんだよ 運命の人に出会うまでは 傷が絶えないかもだけど
なんだか懐かしくて、きゅーっと心が切なくなる歌詞だった。
ティーンの子たちにはもちろんだけれど、この曲はどの世代にも刺さる気がしていて。
多分、もう少し上の世代なら、昔の自分たちを思い出して、あの頃の自分に歌ってあげたい歌だと思う。
少し前の私だったら、そんなふうにしてこの曲を聴いていただろう。でも、今の私は少し違った。この曲を、息子に伝えたい歌だなと思ったのだ。
君が大人になったら 見つけるその夢を
君、という言葉を聞いて思い浮かべたのは、昔の私じゃなく、隣にいる息子だった。そうか、私はこの歌を自分じゃない、次の誰かに歌ってあげたいと思うようになったんだ。
そう思うと、時間の流れの中で変化する自分の立場と心情に、新鮮な驚きと嬉しさ、少しの寂しさを感じた。もしかしたら、ほかの曲や物語でも、息子を思い浮かべるようになるのかもしれない。
悲しみなんかは 気づけば雨になる 心耕し 花が咲くまで 可愛く揺れなよ 双葉
将来、息子が何かの壁にぶつかったり、悩んだりすることがあったら、この歌詞みたいに、大丈夫だよ、と伝えてあげたいと思う。
さすがに18歳なったら、うざがられるかなぁ笑。
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ということで、きっと親世代の方々にとっても、自分の息子や娘の姿を重ねて、胸が揺さぶられる歌だと思います。本当にあいみょんの曲はどの世代にも刺さる。
気になる方は、ぜひ聞いてみてください。