自分の手の中に収まるもので。
できれば、自分の中で収まる範囲のもので、暮らしていきたい。結婚してから、そんなふうに考えるようになった。
今まで実家に住んでいた時は、周りの人にしてもらっていたことも多くて、全体像が見えない中で暮らしていたように思う。自分でわかることなんて、自分の部屋の中ぐらいだっただろう。
でも、結婚して新居に移ってからは、なんでも自分でやるようになって、冷蔵庫の中身から、保険の種類まで何でもちゃんとわかるようになった。
家のどこに何がどのくらいあるかもわかるようになって、自然と必要なものと、そうでないものが見えるようになった。
何も考えないで物を増やしていくと、どんどん家のスペースは狭くなる。家をなるべくシンプルにきれいにしておきたいと思えば、不要なものは置かない方がいい。
これは本当に必要なのかな、これはもう使わないからさよならしよう。そうして、なるべく自分がわかるぐらいのもので収める。そんな癖が少しずつついてきたように思う。
自分で把握できる範囲のもので暮らす。そうすると、なんだか心の中まで整理されて、スッキリする気がする。
まだまだ修行中ではありますが、シンプルな暮らしを目指して頑張りたいと思います。