没にしたツイート

下記ツイートは、下書きの状態で１カ月くらい放置していた。何かが引っかかって、投稿ボタンを押せなかった。

「オーストラリアって、理想的な結婚相手って感じ。裕福で、人柄も温和、QOLも高い。誰もがうらやむ結婚生活！でも…。ごめんちょっと退屈かも。誰か共感して（笑）。」

たぶん、共感してくれる人も一定数いるんじゃないかな。オーストラリアは人口が少なく、歴史も浅い国だから、なかなか文化的な楽しみが生まれにくい。アウトドア派でない限り、あんまり刺激的な場所とは言えないのでは。特にアジアの大都会生活を愛する私のような人間には、やはり物足りない。

それでも投稿を躊躇した理由は、以下の２点。

理由１，オーストラリア人に失礼
自分の国を退屈呼ばわりされたら、カチンとくるものだ。
今の時代、日本語で書いているからって、日本人しか読まないとは限らない。私の弱小ツイートでも、英語の発信者にフォローいただいたり、コメントをもらったりすることがある。その人たちがオーストラリア人かもしれないと思うと、下手な悪口で心証を害したくない。

理由２、退屈なのは自分のせいじゃね？
オーストラリアは退屈、なんて愚痴っている私の目の前で、ツイートに流れてくるフェロー在豪邦人さんたちの投稿。海岸沿いドライブの絶景、人知れぬビーチ、満天の星空、シティでのイベント、コーヒーの美味しいカフェ、多国籍なレストラン、this and that!　
やっぱり一歩外に出ると、色んな刺激があるんだな。家にこもってりゃ、そりゃ退屈だよ。

というわけで、このツイートは没にして、もっと外に出るぞって決めた。