最初のサウナで、最高のサウナ。
2021年が始まりました。
今回ご紹介するのは、僕が人生で初めて体験した「サウナ」であり、
「サウナ」というものをはっきりと認識した場所です。
今年1年間のサウナ活動を始める上でも、改めて自分のサウナの原点を振り返りってみたいと思います。
人生初サウナ
富山県南砺市(旧平村)大崩島にある『ゆ〜楽』。
辺りを流れる一級河川・庄川は、合掌造りのある白川郷や相倉・菅沼といった五箇山地域を通り、平野を抜けて富山湾へと流れます。
独特の川の色、夏は周りの木々も相まって一面青々とした緑に囲まれる山の奥地に、僕がサウナに目覚めた産湯”ゆ〜楽”があります。
冬はこの通り、一面雪に覆われます。
幼い僕はこの多過ぎる雪と氷点下を超える寒さが嫌いでした。
でもサウナに目覚めると不思議なもので、寒い=ご褒美に脳が変換しちゃいます。
サウナ *90-120℃
サウナ室の扉を開けると、まずは正面のドーンと開けた窓から外の景色が飛び込んできます。
【女性サウナ室】画像引用:公式HP
サウナ室は男女とも90℃表示の時もあれば120℃の時もあり、かなりふれ幅がある印象です。人の出入りによって表示が大きく左右されるようですが、体感ではそんなに変わらない気がします。
ロウリュはできないタイプの電気ストーブ(メーカー不明)で、湿度低めのいわゆるカラカラ系です。カラカラ系、大好き。
水風呂 *3℃くらい(冬)ー20℃くらい(夏)
水風呂は画像がなかったんですけど、山梨県のホテルマウント富士さんの天然水掛け流しの小さい方の水風呂を×2したくらいの大きさです。
【水風呂】動画引用:マグ万平の のちほどサウナで(YouTube)
ゆ〜楽の水風呂、サイズ感は小さいんですけど、めちゃくちゃいいんです。
山の水を引っ張ってきて掛け流しにしてるので、季節によって温度が全然違うんですけど、冬場は水温が一桁台になります。夏場は20℃くらいで少し物足りないですが、水質も良いので柔らかい肌触りを楽しめます。
僕はいつも蛇口の水をそのままいただいてます。
(推奨してるか分かりませんが美味しいです笑)
休憩 *水墨画の世界。絶景外気浴
ゆ〜楽の魅力は何と言っても露天スペースでの絶景外気浴。
まずはご覧ください。
【男性露天スペースからの眺望】画像引用:公式HP
どうですか。
【女性露天スペースからの眺望】画像引用:五箇山彩歳
どうですかね。(粗い
【眺望イメージ】画像引用:公式HP
伝わりづらいかな。
【男性露天スペースからの眺望】画像引用:嶋くん( 銭湯・温泉の館)
これすごく分かりやすいですね!これです!!
いわゆる”ととのいイス”のような立派なものは無いんですが、
小さい椅子が1−2個あります。
棒立ちしながらでも良いですし、露天の縁に腰掛けながらでも良いかもしれません。遠くに連なる稜線を眺めながらの外気浴はまるで水墨画の世界です。
1年に100箇所近いサウナを巡っていますが、
これほどの絶景を見ながら外気浴ができる施設は、指折り数えるほどです。
まとめ
幼い頃は父がサウナに入るのを見ながら真似して一緒に入っていましたが、
暑い中でジーッと砂時計を見つめて。何が良いのか全然わかりませんでした。それでも、外気浴スペースの絶景は大好きで、露天風呂から出たり上がったりを繰り返しながら楽しんでいました。今思えば幼ながらに露天と外気で交互浴をしていたんですね。
思い出深い人生初サウナ。
これから先どんなに素敵な施設に出会っても、ここが私の原点です。
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