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私とごはんの物語 5皿目

お盆を過ぎれば
秋の風が吹くとゆうのは
昨今では通用しないワードになってきた

季節の節目となるお盆を過ぎても
まだジリジリと暑い日が続いている

そんな中での今回のリセットごはん

リクエストは
「カキフライもどきが食べたい」とのこと。

カキフライもどきって?


カキフライもどきとは
カキフライに似せた
豆腐のフライで
カキ独特の磯の香りを再現すべく
海苔を入れ込んだ創作フライ

柔らかな食感と
口に広がる磯の香りが
「それっぽい」仕上がりになっている


メインはお豆腐

豆腐が水分たっぷりなので
パン粉を直接つけられるのが嬉しい

卵を溶いたものに潜らせる手間を一つ省いて
ちょっと楽にフライができるとゆう
優れもの

このカキフライもどきをメインに
他のメニューも組み立ててみる

夏の果物をたっぷり使って

地元は果物王国
桃や梨も豊富に採れる
めぐみの土地
その果物たちも使ってメニューを考えてみる

スムージーには梨とスイカをミックス
夏と秋の狭間の今にぴったり

それと
桃と豆乳カッテージチーズの和え物
あまい桃と
塩気の効かせたカッテージチーズが
ベストマッチ
このコントラストがたまらない

他にも
かぼちゃのスープ
焼きナスのサルサソースがけ
ゴーヤと油揚げとパプリカの和え物

さっぱりとした中にも
食べ応えがあるメニューに仕上がった

スムージー、スープと
お腹がメインを食べる準備ができたところで
テーブルの上に
ことりと
出来上がったワンプレートをお出しする

わぁとゆう歓喜の声と
カキフライのこんがりとした
香ばしい香りが漂う


ね、面白いでしょ?

ホントだ!カキを食べてるみたい!
お友達の言葉に
ね!面白いでしょ?と
ふかふかした気持ちで答える

カキっぽいのに
カキじゃないとゆうトリッキーさ

何も
私は牡蠣が嫌いな訳じゃない

普通の元祖牡蠣フライも大好きだ


ただ、この材料が
こんな風に変化するの⁈
とゆう
このトリッキーさが
たまらなく好きなのだ


最初の一口目は
大丈夫かなと
ビクビクした気持ちになるけど
このトリッキーさを
共有できたのが何より嬉しい


ねえ!
これ面白いよ!
楽しいよ!

そんな風に楽しんでごはんを作ること
食べること
それが私にとって何より大切

摂食障害になっていた時には
見えなくなっていた大切なもの

それを
もう一度思い出して
感じることができた
5皿目のごはんだった


カキフライもどきの作り方


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