見出し画像

私とごはんの物語 3皿目 ベジビュッフェ

まさか地元を飛び出して
出張でごはんが作れる日が来るとは!

以前
ごはんを食べに来てくださっていたお友達の
嬉しい提案と手厚いサポートにより
ご自宅を使わせて頂き
ビュッフェスタイルで
小さなお子ちゃまたちと
ママさんたちに
ごはんを作れることになった
こうゆう機会が本当にありがたい。

普段、ママさんたちは
子供たちのごはん作りで
いっぱいいっぱいになるであろう夏休み

ほんのひとときでも
ママさんたちも、手を休めて
ゆっくりごはんを
食べられる時間になればいいなと思った

さて、早速メニューを考えよう
子供たちも好きそうで
ママさんたちも喜び
旬の夏野菜を使ったもの。

どんなものにしようか?

枝豆ごはん


主食になるごはんは
やっぱり味がついて
目にも鮮やかな方がいいよな

なぜそう思ったかと言うと
私は小さい頃
味がついていない白いごはんが
食べられなかったからだ

今じゃ炊き立てのごはん最高!と思えるが
当時の私は
あの単調な味が苦手で
何か別の味がついているとか
何かが混ざっていないと
ごはんが進まず
白いごはんに
げんなりしてしまう子供だった

そんな自分の体験と
何より今の季節は夏
夏といえば「枝豆」!

「一番好きな食べ物はなんですか?」
とゆう問いかけに
「枝豆です!」と素材そのものを
答えてしまうくらい
枝豆好きな私

子供たちも
枝豆が好きだとゆう話しもよく耳にするし
よし!
今回のごはんは
枝豆ごはんにしよう!

枝豆は食感残るくらいに茹でるのがポイント
茹ですぎると
あの綺麗な黄緑色がくすんでしまうし
カリッとした食感の方が
食べていても楽しい

さやから取り出した枝豆に塩を振って
炊き立てのごはんにまぜて
出来上がり


さてお次はおかず

ズッキーニのベジラザニア

夏が旬の
ジューシーなズッキーニ

クセもないし
いろんなスタイルに変化してくれる
この子を主役にすることにした

さて
ズッキーニをメインにするのは決まったけど
どんな風に調理する?
そして
みんなが好きな味ってなんだろう?

あ、そうだ!
トマトとも相性がいいし
見た目も華やかになる
ズッキーニのラザニアはどうだろう?
ビュッフェ用のバットに乗せたら
すごく目を引くんじゃないかな
よし!
これに決まり!

ズッキーニは包丁を入れたそばから
水分がジュワッと溢れてくる
水々しい食材。
なので水分を閉じ込めないと
トマトソースが水っぽくなってしまう
それを阻止するには
「焼く」こと。
そうすれば水分閉じ込めつつ
こんがりとした香ばしさも
プラスすることができる

焼いたズッキーニにかけるソースは
トマトの水煮を煮詰めて作ったもの
シャバシャバの状態から
どんどん水分を飛ばして
ポテポテの状態になるまで濃厚にしていく
味付けは
昆布だしと塩、味噌、しょうゆ、
そして少しお酢を入れる
お酢を入れることで
味の輪郭がハッキリするし
夏には体が酸を欲しがるから。

トッピングにはベジチーズ
豆腐で作ったこのチーズが
私はお気に入りで
ベジピザを作る時も
このチーズをトッピングして作っていた

ズッキーニにトマトソースを重ねて
一番上には
ベジチーズをたっぷり
そして生のバジル葉をのせたら
出来上がり

さあ召し上がれ


他にも
バナナと桃のスムージー
ズッキーニのベジマーボー
ジャガイモとインゲンのホットサラダ
塩麹豆腐のカプレーゼ風
コーンと青豆のスープ
を並べる

それぞれを銀色の四角いバットに盛り付けて
台所の目の前カウンターに並べ
自分の好きなものを取って頂くとゆう
まさにビュッフェスタイルの
出来上がり


おかずやごはんがカウンターに
ずらりと並んでいるのを見ている
子供たちの目はキラキラだ

子供たちに人気なのは
枝豆ごはん!
おかわりを何回もしてくれてる

それと
ジャガイモとインゲンのホットサラダ

どちらのメニューも
特徴は
「ザ・シンプル」
折り重ねた複雑なものよりも
子供たちには
こうゆうシンプルな味付けの方が好きみたい

案外
子供たちは
本質的に「美味しい=シンプル」ってことを
知っているんだよね

子供たちはニコニコしながら
ごはんを食べ
ママさんたち和やかに談笑してる
この景色が見れただけでも嬉しい

食べることはお腹を満たすことでもあるけど
心も満たすことだと
私は思う
満たされたその気持ちが
次への活力になるし
野菜からは
「生命力」を頂き
自分自身を元気にしてくれる

だからこそ
この機会が有り難かったし
見える景色や表情が
とても尊いなと感じた

足運んでくれたママさんたち
元気な子供達
この機会を与えてくれたお友達に
感謝しかない

3皿目のレシピ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?