見出し画像

見つけたらやっつけろ!無視できない虫

キャンプに出掛ける前の戸締まりチェックをしていた時、そいつはベランダでひっくり返りもがき苦しんでいた。
思わず「ぎょええええ!!!」と叫んだ。
どうやらそいつは私が仕掛けたゴキブリ駆除の餌を食べて瀕死のようだ。ゴキブリよりも触覚が長くて、大きい。見たことあるような、ないような姿。とにかくめちゃくちゃキモい。
旦那にSOSしたがほっとけば死ぬだろうということで、とりあえずそのままキャンプに出掛けることにした。

虫は基本的に苦手。でもキャンプでは幾分か我慢できる。こちらが虫の住処にお邪魔しているわけだから…と思うことにしている。
この日もスマートで格好良い赤トンボ、ちょっとうるさいクマバチ、夜のライトに群がる蛾などと一日共に過ごした。

キャンプから帰宅後、そいつはしっかりとベランダで息絶えていた。動かない死骸でさえ、見るのも耐え難い。旦那に全力で甘えながらお願いし、処分してもらった。

我が家に平穏が戻ったが、寝る前にふと思った。あの死んだ虫は何ていうんだろう。
私はあくまでゴキブリ(害虫)の対策で餌を仕掛けた訳だから、無駄死にさせてしまった。あいつもキャンプ場にいたなら共存できたかもしれない・・・。

旦那に話してみた。
「ねぇ、ベランダにいた虫、なんていうんだろうね。」
調べた旦那が鼻で笑った。
『クビアカツヤカミキリ。特定外来生物。幼虫が桜とか果樹を食って枯らすから、見つけたら補殺してくださいだって。』


生かしてはおけぬヤツだった。



情報共有

・クビアカツヤカミキリを見つけたら、できるだけ駆除
・特徴:2〜4cm 触覚が長い 首が赤い
・飼育、販売、別の場所へ移動させることは法律で禁止

東京都 環境局 「クビアカツヤカミキリの被害が発生・拡大しています!」

↓虫が苦手な人は画像に注意


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?