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2024年10月1日から郵便料金値上げ

郵便局に2円切手を買いに行った。レジで切手を包んでもらっている間にふと横を見ると、郵便料金値上げのお知らせが目に入る。なんとあと2ヶ月。10月からは新料金になる。これまで84円や94円だったものが、統一されて110円になると言う。
2円切手を買いに行ったのは、実家に眠っていた昔の80円切手を消費するために必要だったからだ。80円切手1枚に2円切手2枚を組み合わせて封筒に貼り付けているここ数年。我が家の在庫が多すぎて80円切手消費の終わりが見えないし、なんだったら50円切手もあるし、62円切手まである。あの手この手で組み合わせて消費しているのだが、2円切手を駆使するのもどうやらあと2ヶ月ということだろうか。ちなみに10円切手も終わりが見えそうにない在庫量なのだが、10月以降はついに10円切手も活躍してくれそうだ。

10月からの料金改訂のために、差額切手なるものも発売されるらしい。26円切手と22円切手。しかし我が家は今ある在庫を消費してから新しい切手を買おうと思っていたので84円切手は手元にない。94円切手ならなぜか5枚ほどある。しかし94円を110円分にするための差額切手は発売されないようなので、ここで10円切手と2円切手がまた活躍するのだ朗。94円切手の在庫分、つまり5回分だけだけれど。

謎に10円切手が大量にありすぎて、たまに10円切手を8枚と2円切手2枚という封筒を切手が占拠している状態で使ったりもしていたのだが、ここにきて脚光を浴びる可能性が出てきた10円切手。がんばれ、10円切手。

今回の値上げについて、郵便局のウェブサイトでは理由をこのように述べている。

「(前略) ー 昨今のデジタル化の進展などにより、郵便物数は、2001年度をピークに大きく減少しており、今後も、右肩下がりの傾向が継続していくことが見込まれます。他方で、人件費、燃料費などの上昇、協力会社への適正な価格転嫁その他の調達コストの増加など、営業費用の増加が見込まれるところです。」

日本郵便公式ウェブサイトより

値上げも致し方がないことなのだろう。しかし節約は必要。実家にコレクションされていた切手たちを、今こそジャンジャン使うべき時かと思われる。今の所昔の切っては使えませんよとは言われていないが、世の中何が起こるかわからない。溜め込んだ切手が、ある日突然ただの可愛いシールと化さないと誰が断言できるだろうか。

新しく買う前に、まずは使い尽くすことが、何事も大切だとつくづく思う。昭和の遺物が実家に眠りすぎているパターンの私たち世代は特にである。


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