それでも、縁は奇跡だから。 鎌倉Fika最終日 前編
この日は鎌倉若者チャレンジ事業「Fika」の最終日だった。
雪の予報で、浜辺での焚き火開催から、室内開催に変更となってしまったが、皆の話がよく聞こえ(海だと実は、遠い席の人の声がよく聞こえないこともあるw)これはこれで最終回に相応しかったのかもしれない。
冒頭に、松尾市長のサプライズ訪問があった。
お会いするのは初めてだったが、自然体で柔和な雰囲気の方だな、と感じた。
「なぜFikaをやろうと思われたんですか?」というイモニイの質問に
「実は僕も『コレがあったから、生きるのが楽になった』という体験があって。今の若者の皆さんにも、そんな場がきっと必要なのではないか。そんな場が、用意できたらいいな、と思ったんです。」
と、ご自身の内面に関しても、語ってくださった。
次のご予定があるため、松尾市長はお帰りに。
それからはいつものFikaの流れに。
大人になるってどういうこと?
先日成人式を迎えたメンバーが、以前「大人になりたくないなぁ」とつぶやいていたことを受け、「大人になるって、どういうことだろう?」という話題を軸に、全体が進んでいく。
「子どもの時は、早く大人になりたかった?ずっと子どもでいたかった?」
という質問があり、
「長女だったから、子ども扱いして欲しかった!」
「逆に、子ども扱いされるのがいやだったなぁ。」
など、皆から色々な気持ちが出てくる。
その中で、今回の参加者は意外と長子(長男長女)が多いことが分かった。
子どもがいるメンバーからは、上の子にどうしても厳しくしてしまう、今までの接し方に罪悪感がある、という話が相次ぐ。
「長子は、色々と苦悩しながら生きることが多いのかもしれないね。」
「それでも、縁は奇跡だから。
縁を受け入れた方がいいと俺は思う。
そこで、全てが回収されるよ。」
とイモニイ。イモニイ自身にも、家族の中で色々なことがあったそうだ。
「縁は奇跡」という言葉が、心に染み入ってくる。
この場に集まった皆の縁も、本当に奇跡だよなぁ、と思う。
中編に続きます。
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