マガジンのカバー画像

コンセプトをみつける旅

5
コンセプト作りの過程〜誕生まで。
運営しているクリエイター

記事一覧

コンセプトをみつける旅 ー(5)

前回のつづき。 ついに、ファミ旅コンセプトが誕生した。 3日間9時間、想いを込めて。 じっくり、熱く、真剣に向き合って話し合った。 コンセプトワーク3日目は、前回までのワークを振り返って、今どんな気持ちか。 をそれぞれが話す、聞く時間を最初に作った。 見えてきそうになっているコンセプトに対して、どんなことでもいいのでみんなが感じていることを聞きたかった。 実際のワーク中に置いてけぼりにしてしまった自分の気持ち・言葉はなかったか、コンセプトがもう少しで完成しそうだからこそ、

コンセプトをみつける旅 ー(4)

コンセプトワーク前の気持ち。 日付が回った。今日が3回目のコンセプトワークの日になった。 前回までのコンセプトワークで一筋の光が見えてきた。 チームみんなが納得するコンセプトを生み出したい。 ワーク前はいつも少し緊張している。今日はどういうふうに話が進むんだろう、早くみんなの声を聞きたい、お腹がピリリとする。 みんなが違う価値観を持っているからこそ見えてくるものがあるんだなぁと、前回のワーク動画を見ながら改めて思った。色んな世界を見せてくれるみんなには感謝の気持ちでいっぱい

コンセプトをみつける旅 ー(3)

前回のつづき。 コンセプトワーク(前半戦)では自分たちの思うファミ旅を語り尽くした。 同じ悩みを共感し、違う立場だからこそ見えてくる価値観の違いも共有していくうちに、そこに潜む社会・地域・家族の課題が浮き彫りになってきた。 徐々に絞っていく(手探りで進む) 今回のコンセプトワーク(中盤戦)では、広い範囲でたくさん上がった課題や理想の形を徐々に一つに絞っていく作業。 一つに絞っていく手段は何通りもある。どこからどう考えたら目の前に出てきた80個以上のワード(想定の倍くら

コンセプトをみつける旅 ー(2)

前回のつづき 私自身、自分がどうやってコンセプトワークのメンバーを集めていくのか、どのように声を掛けるのか。やってみたことがないからこそ、不安もありつつ、楽しみでもありました。 4人との出会い コンセプトワークは結果的に、私を含め5人で行いました。 一人ひとりとの出会いは本当に偶然というか、奇跡というか。4人とも1年半前には出会っていなかった人たちです。一人ひとりとの出会い、素晴らしいなぁと思うところを少しご紹介させてください。 ◆個人的に興味があって声をかけたことが

コンセプトをみつける旅 ー(1)

先日、4人の信頼する仲間と、ファミ旅のコンセプトワークを行いました。 コンセプトについて考えたのは、これが2回目でした。 コンセプトワーク1回目 1回目のコンセプトワークを行ったのは、たしか、4月末ごろだったと思います。 ファミ旅ってなんなの?って人から聞かれたり、話したりする機会が増えてきたときにファミ旅というものを一言で表す言葉が欲しくて、ひとりの信頼する友人と一緒にコンセプトを考えました。 そのときに決まったコンセプトは、 「親と子が同じ目線で、学び、繋がる旅」