京の味。
京都人が普段食べている料理の味付けに、どんなイメージを持たはりますか?
「色が薄いから味も薄い」
濃口醤油やなく、薄口醤油を使うから色は薄い。
味は…?
「東京のつけ味、大阪のだし味、京都のもの味」
三都を比較して言うたはりますが、東京は調味料で味をつけ、大阪はだしの味をきかせ、京都は素材そのものの味を生かす。
これ、あくまでも言い伝えやと思います。
素材は生かしても、しっかりと味がついたはりますもん。
そやから半分は当たって半分は間違うたはります。
遠方から来られたお客様が「意外としっかりと味がついているのね」
おっしゃられるのもイメージが見た目とおんなじやと思ったはるからどすね。
京都にはラーメン屋さんが多く、通称ラーメン街道と呼ぶ通りがあります。
「たかがラーメンされどラーメン」好みは分かれますが、
共通して言えるのは、あっさりよりこってり味を好んだはる人がほとんど。
「あじない」美味しゅうない言う意味どすが、味がないともとれますね。
普段のおかずが、病院食みたいに味付けが薄かったらご飯もすすましまへんやん。
見た目は控えめやけど、中身は予想に反して濃厚。
京都人そのまんまかも(笑)
#京都 #料理屋#女将#京都の日常#スキしてみて
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