演奏曲紹介その5. : Georges Aperghis / Le corps à corps
9月26日(月)19:00-
【Duo März | Duoの試み京都】
今回はPercussion Solo作品のご紹介。
公演ではもう一作品演奏しますがSaxophone Solo作品の為、私がご紹介出来るのは最終となります。
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写真に映っているのはZarb(ザルブ)。
Tonbak(トンバック)とも言われ、中東の民族楽器。
今やYouTube等インターネットをみれば名手が奏法をひとつひとつ解説してくれているけれど、この楽器を習い始めた頃はビデオを持参して先生の動作をひとつずつ撮らせて貰って。
5線譜には音符が沢山書かれてあるけど奏法がわからなくて、1つずつ、先生に譜読みにも付き合ってもらってたなと思い出しました。
Bassの音、基礎練習でどんだけの期間やってただろう🫣特に私は手が小さいので、未だに薬指をブラブラに脱力して独立して使うのが出来ずに別の方法で演奏してます。
と、話が逸れました。
このアペルギス作品。
今回の公演では唯一、声も使います。
効果音の様な発声から始まって言葉になり、太鼓🪘と一体になり、どちらか区別付かないまま終わる。
タイトルを直訳すると『からだとカラダ』なので、そんな効果や意味合いも含まれているのかも。
作品中で使用する言葉。
アペルギス氏が作曲されたのは、氏が在住であったり初演者がフランスの方であるのでフランス語ですが、今は英語ver.楽譜も氏のHPで公開されているし、私の先生はドイツ語でやっていた。
なので「日本語でやると良い」と薦めてもらい、2010年のダルムシュタット現代音楽講習会内でアペルギス氏の前でも演奏して「面白かったよ!」と喜んで貰いました。
私の方言である関西弁で演奏して、
「如何でした?」と聞くと
アペルギス氏「カクカクカクカクって聞こえた」と。
関西弁の、子音より母音の方が強く聞こえるのが要因なのかも…と、勝手に想像しております。
(普段からは想像付かんくらい)
「早口言葉をあんなに喋れる事にビックリした!」
とは、7/10東京公演に来てくれた幼馴染談。