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ニューヨーク公共図書館での出会い

少し前に日本でも上映になった映画

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の舞台となった図書館です。

私は特に用事がない時や勉強する日はこの図書館を訪れていました。何度か友達と勉強や宿題をして過ごしたこの図書館。

図書館としてはとても豪華な建物で、観光名所にもなっています。

確か、寒い12月学校帰りに日本人の友達といつものように図書館で勉強していて帰ろうとした時、隣にいた男性が声をかけてきました。

『日本人ですか?』と日本語で声をかけてきました。

明らかに外見から日本語が話せる人と結びつかない、背が高くアジア顔ではない西洋人の男性でした。

日本に長くいてしまうと、日本人以外が日本語を話す事に慣れていないせいか一瞬戸惑ってしまいます。

私は『はい、そうです』と答えました。

そしてた、その男性は日本語で『僕たち、OKpandaという日本人向けの英会話レッスンのアプリを作っているんだ。もしよかったら、お試しで使ってみて感想などくれないかい?』と話かけてきました。

彼は確か五ヶ国以上英語、日本語はもちろん話せるマルチリンガルです。ヨーロッパの大学で音楽も学んでいたような事を話たような気がします。(なにせ6年前の記憶を辿っているので・・)

連絡先を交換して年が明けてすぐ彼らのオフィスにお邪魔をしました。

そこには、アプリのエンジニアとして働いている日本人男性もいて、留学でニューヨークに来てこの会社でビザを出してもらって働いているとおっしゃていました。

色々と会社の説明などをしていただいて、実際にアプリを試したりしました。私には縁のないアプリ開発の共同経営者さんたちはとても、紳士でスマートだなという印象を受けました。

その半年後、アメリカで職を探しを始めた頃、私の前職とは畑違いでしたがアメリカで働きたい!!と浅はかな思い付きで面接もして頂きました。

面接の時間を頂いて、自分の出来る事なんてないのに本当にバカだったと今は恥ずかしい思いでいっぱいです。もちろん、不採用です。

それでも、多忙な中面接の時間を設けてくれたりこんな私に時間を割いて頂きとても感謝しています。本当に優しい人たちでした。

この場を借りて、ありがとうを言いたいです。

決して、今の生活では出会わない方と知り合う事ができて、貴重な経験でした。

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OK-Pandaアプリの共同ファウンダー、図書館で出会ったYoav Pasovskyさん(中央)、Adam Griesさん(右)

#BRIDGEのYukari Mitsuhashiさんの記事からお写真をお借りしました。

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