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【動画資料8/1】【新コロ定点観測】予測はこれ!:日本一わかりやすい新コログラフ

月始め土曜日のレポート。
発生当時から定点観測を行い、公的情報をもとにグラフ化、分析。
専門家の方にも定評のあるZFさんの分析からご紹介。

今回は、数字とグラフから読み取った、ZFさんの予測もご紹介。

ZFさんは、初期の段階から数字を徹底的に追いグラフ化されています。
専門家も注目のグラフです。

自粛緩和された今こそ、第二、第三の波や気を緩めないように是非チェックししてください。

ZFさんブログ: https://blog.goo.ne.jp/zf-phantom/e/97b39f68cc74642a83231658c454d2e6

ZFさんは、ツイッターでこちらのデータを発表していますので、詳しいことが知りたい方はそちらをご覧ください。https://twitter.com/ZF_phantom

今夜の飲み物 :金沢砂丘サイダー すいか姫
今日の曲: Sapphire   Sweetara MusicSapphire
今日の動画 : Edgar Fernández Dan Dubassy
記事提供 :ZFさん 

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最近、世間では「感染者が増えているのに重症者や死者数が増えないのはウイルスが『弱毒化』しているからだ」ということを主張してる人をちらほら見かけます。
そこで、何が起きているのか、統計データから見てみましょう。

ZFグラフ:死者数の推移

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こちらは死者数の推移です。

黒い点は「日別の死者数」です。そこに重なっている茶色い線は「日別の重症者数」です。これは、新規感染者数に致死率の2倍を掛けたもので、重症化した方のうち半数が亡くなると仮定した数字です。

それで、この2つは6月後半まではほぼ連動して動いていました。ところが、6月末からは「日別の重症者数」は増加に転じているはずなのに、「日別の死者数」が増えないという状況が続いていました。

これが世間で『弱毒化』という説を生み出したのだろうと思います。

ただし、グラフを見てわかるように、7月中旬から「日別の死者数」が増え始めています。決して「感染しても死なない病気」になったわけではないだろうと思います。

動き始めた「日別の死者数」を見てみると、元の致死率のだいたい1/10くらいに下がっているように見えます。

「日別の死者数」の増加率は、動き出してからまだ間もないので正確には読み取れませんが、「日別の重症者数」と同じか、それ以上の傾きで増えています。

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ZFグラフ:重症者数と病床占有数の推移

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次は重症者数の推移を見てみましょう。

一番下の茶色い点が、先ほど説明した「日別の重症者数」です。その上の水色の線が「人工呼吸器またはICUで治療中の患者数」です。一般には、これを重症者と呼びます。

この重症者数が、7月に入ってから増え始めていることがわかると思います。これも、入院者数が再び増え始めてからかなり時間が経過してから、増え始めたようです。

こちらも死者数の話と同じで、決して「感染しても重症化しない病気」になったわけではないだろうと思いますので、感染防止対策はしっかり行いたいですね。

なお、このままの勢いで感染者が増え続けたら、8月中には入院者数が病床数を超えてしまいますし、重症者も9月にはICUなどの病床数を超えてしまいます。その前になんとか感染拡大を阻止しないといけません。

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ZFグラフ:多項式トレンドライン

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では次に、この感染拡大はいったいいつまで続くのか、ということを占ってみましょう。グラフにも「占い」と書いてありますね。w

このグラフは、現在までの実績推移をもとに「多項式トレンドライン」を引いたものです。エクセルなどの表計算ソフトにこの機能が入っていますから、興味がある人はやってみたらいいと思います。

それで、このグラフでは「全国」と「関東組」「関西組」の3つに分けて描いてあります。

「関東」じゃなくて「関東組」、「関西」じゃなくて「関西組」なんですね。茨城県はどうしたとか、愛知県は関西なのかとか、あの県もないとか、いろいろあるんでしょうね。w

それはともかく、関東組、これは埼玉/千葉/東京/神奈川だそうですが、見た感じでいうとピークを超えつつあるように見えますね。

では、関東組がピークを超えつつあるとして、いつ頃収束しそうかというと、斜めの点線をたどっていくと9月中旬くらいではないかと思われます。

この斜めの点線は、実効再生産数 Rt が 0.73 の傾きで、これは4月の波が収束した時の傾きです。

この斜めの点線が、緊急事態宣言の解除基準である『直近7日間の新規確定陽性者数が人口10万人あたり0.5人』に相当する水準まで下がってきたら、収束と考えていいと思います。

そうすると、全国の収束はこのグラフで言うと10月くらいかなということになりますが、こちらのピーク時期はまだ流動的なので、あまり確かなことは言えません。

あまり確かではないから、「占い」なんですね。w

ちなみに関西組は、この占いでもまだまだピーク時期も収束時期も見通せないようですね。

ZFグラフ:実績推移とシミュレーション比較

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4枚目にこちらのグラフをお見せします。

これは、現在までの実績推移に、シミュレーション結果を重ね合わせたものです。

このグラフのポイントは、「意外に簡単な数値モデルで、現在までの推移を再現できる」ということです。

上から、入院者数、累積死者数、重症者数、そして日別の死者数について、実績推移とシミュレーション結果がほとんど一致していることがわかります。

冒頭の「死者数の推移」のグラフで、「致死率が1/10に下がった」と言いましたが、こちらのグラフではそれだけでなく、「重症化率が1/4に下がった」と仮定すると、実績推移によく整合することもわかりました。

そしてより重要なことは、前回のような緊急事態宣言で自粛を行えば、入院者数などは下がり、解除すればまた上がる、という動きがシミュレーションできるということです。

この「自粛と解除」を図の下の方に「経済アクセル開度」という表現で示してあります。緊急事態宣言に相当する自粛を「off」、解除の状態を「on」と呼んでいるわけですね。

この on/off を調整することで、未来が制御できるかもしれません。このグラフの意味はここにあります。

東京都は、8月いっぱい、飲食店などに夜間の営業自粛を要請するそうです。(1)

これを off という解釈にして、全国で同じ自粛を行なったと仮定して、このグラフに示してあります。

8月に off しても、8月中旬に入院者数が病床数を超える「満床危機」は避けられないかもしれません。グラフの中央、上の方の赤い矢印です。

また、それをなんとか切り抜けたとしても、8月末に自粛を解除すると、10月に同じ満床危機がやってきます。

同様に、8月を off にしても、重症者数がICUなどの病床数を超える満床危機が、11月頃に来そうであることがわかります。

では、いったいどうしたらいいのでしょうか?

対策案が、ZF氏のブログにあるそうなので、興味のある方は覗きに行ってみてください。

(1) 東京の飲食店夜10時までに 8月3日から、都が要請:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62102440Q0A730C2MM8000/

(2) 新コロシミュレーションと対策案 ZF
https://blog.goo.ne.jp/zf-phantom/e/97b39f68cc74642a83231658c454d2e6

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