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【風の声を聴く】’20.8①~梅雨末期、日本海側の大雨~

7月30日夜、ようやく日本付近で梅雨前線が途切れました。
西・東日本に前線が横たわり始めたのが、6月10日でしたので、実に50日間以上本州付近に停滞していたことになります。
なぜ、これほどまでに停滞を続けたのか、その公式見解が気象庁から発表されました。
http://www.jma.go.jp/jma/press/2007/31a/press_r02gou20200731.html
おおむね前の記事で言及した通りとなっています。
7月末には梅雨前線が北上し、西・東日本だけではなく、東北でも甚大な浸水被害が起こってしまいました。

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ただ、このとき山形県では、記録的な大雨の中、先の被害を教訓とした避難行動がしっかり取られていました。過去の大雨被害から学び、未来への教訓とすることの大切さを、再認識したできごとでした。
では、この2週間、どんなことがあったのか、しっかり振り返っていきましょう。

==== 目次 ~2020.8.2号~ ====================
◆できごと【7月19日(日)~8月1日(土)】
◆解析のポイント『梅雨末期、日本海側の大雨』
◆旬のキーワード『河川の実力』
◆今後の見通し・編集後記
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