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「研究者の書斎」7ヶ月経過。本の売れ筋は、いまだ分かりません。

統計と経済の研究者であった父(林周二)の蔵書を活かすべく神保町のシェア型本屋『猫の本棚』に棚を借りて7ヶ月。私の棚/123番『研究者の書斎』は、ボチボチやってます。

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この夏は、案の定、私も流行り病にやられてしまい、3ヶ月ぶりに棚を更新しました。その間、店主の交流の広さもあり、沢山の著名人が棚をオープンして『猫の本棚』は大盛況でした。かくも有名人に囲まれると、私の棚は注目されないだろうなぁと思いましたが、意外に減っていてありがたいです。

さて、店主の樋口さん&水野さんが映画のお仕事をしてるので、大型本(見て楽しむ系)を置いてみたのですが、結果は残留でした。樋口さんも「真っ先に売れそうと思いましたが・・・」と。もしかしたら、大型本は持ち帰るのが重いし、家でも置き場に悩むし、需要がないのかもしれません。
もうしばらく置いて様子をみます。

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今回は旅の本を沢山入れる予定でしたが夏を逸したし、読書の秋だし、雑学系の本を並べました。新書や文庫が多いので気軽に手にとっていただけるといいな。おすすめは『あなたはどれだけ待てますか?』です。人はそれぞれ、心地よいと感じるテンポがあり、そのテンポの違いは最大のストレス要因でもあるという話から始まります。テンポは個人の資質と同時に、文化で決まるので、文化による時間感覚の違いを調べてみましょう、という内容で実生活にも役立ちます。『鬼の研究』は、鬼滅にあやかってみました。

『猫の本棚』は個性的な棚主さんが多く、見ているだけでも楽しいです。時々「あ、昔、持っていた」という本に再会することもあって、棚主さんはどんな方かしら?と想像するのも面白いです。次は11月くらいに棚を入れかえる予定です。

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        猫の本棚 https://nekohon.tokyo