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今、何が起きている?

昨年、母を亡くし、今、プロジェクトも修了して、改めて世の中を観てみると、日本はかなりマズイことになっていないか。ちょっと辛口で硬いのだけど、どうしても、今書いておきたいこと。

コロナや異常気象、起こると予想もしていなかった侵攻、電力の不足…メディアで言っていることに注力しているけれど、劇的なこと意外にも、いろいろなことがどんどんまずくなっている。

たとえば、インフレ
たとえば、高齢化社会と介護の問題
たとえば、教育と人材育成
たとえば、ITやテクノロジーの問題
もちろん、為替による円安、食料やエネルギーの輸入依存

変化に気づいている?

時代の変化があまりにも速かったので、変化していることに気が付いていないのではないか。たとえば、明治維新の変革期は、それまでの変化が今ほどではなく、また国内に閉じていたた。多くのひとは、「成功体験」も「富」もなかった。多くの人が、何も持っていない、広い意味でその日暮らしだった。身分制度もあって平等ではなかった。少し時間の余裕がある人達、「明日の食べることだけを考えなくてもいい人」は、課題意識があり、勉強していた。そして、隣国で起こっていることを重ねて、今自分たちがいる社会の課題やこれからどうなるかの可能性を予測した。そしていろいろな仮説をたてていった。倒幕、尊王、攘夷、いろいろに揺れ動き、血も流れたのだが、日本の国を守り通すことはできたのだ。

そして戦後、黒船の時と同じように、アメリカの圧倒的な技術と力に圧倒され、それまでの日本人の考えがいったん全て覆された。戦争に負けた国として、アメリカの指示に従わざるを得ないところがあった。
ある人は言う。マッカーサーが観た日本、特に天皇の洗練された品格に「日本人をこのまましておくと脅威だ」と感じたという。意思を持たせない教育制度にしておく必要がある、と。この話はどこまで本当かわからない。しかし、日本の教育が海外、特にアメリカの教育と比べて、自分の頭で考えることをやめ、言われたことをまじめにやり、主張せず、個性を薄くするような教育だったことは事実かも。そして、高等教育も企業もランキングされ、「理想的な成功パターン」が示された。しかしこれは、高度成長しているときの話で、もう神話。

これからどうなっていく?

社会は2極分化する

  • 「課題意識あるひと」と「言われたことや制度に従うひと」に分かれる

  • 「行動するひと」と「その場にとどまるひと」に分かれる

日本の将来はものすごく不透明

  • 日本企業、特に大企業が元気になるトリガがわからない=株が上がらない?

  • インフレ、円安、輸出依存体質に対抗する政策がわからない

  • 異常気象、災害がいつ起こるかわからない

今、何をすべきか?

日本の将来が見えないから、海外へ移住する、という選択もあるかもしれない。
一番、まずいのは、表面だけみて対策しようとすることだ。これまでの日本がそうだった。
ものごとの本質を押さえて、自分が心地いいのは何か、自分で考えて、自分で決めないといけない。そう、自分でリスクテークすることが大事。

それでも、皆がそうすべきとは思っていない。現状のまま、何年か何十年かは大丈夫。何年大丈夫かの保証はどこにもない。でも、どんな状況になろうとお、最後まで、このままで、今のままでいいという人もいるだろう。それはそれでいいと思う。自分の意思だから。
今、気づかないまま過ごしている人に、この現状を気づいてもらうためのメッセージはしたいということ。
気づいて、このままでは嫌だと思えば、やりようはいろいろある。

自分の人生は自分が決める

私は自分の人生は自分で決めて、自分で完結したい。できるだけ、最後まで、社会の役にたっていたい。それだけだ。
落ち込むこともたくさんあるが、今日もできることを見つけて動き出す。



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