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マレーシアのSOP:Keep the rules, they protect you,

午前中、近くのショッピングモールに買い物にでかけた。
ショッピングモールの中はアパレルショップや家具店などがテナントで入っているけれど、今はロックダウンのSOP(規制)で持ち帰りのみの飲食店とスーパー、ペットショップ、薬局など生活必需品を販売する店舗のみ営業が許可されている。

ちょうど最近、洗濯ピンチハンガーが壊れたので買い替えようと、マレーシアのホームセンター「Mr.DIY」がモールの中で営業しているとのことだったので行ってみることにした。

入り口は開いていて人はほとんどいない。ロックダウンの前はいつも人が沢山いて品物を選んでいた光景が懐かしい。

検温とアプリでのチェックインを済ませてからお店の中に入って、洗濯用品のあるコーナーに向かおうとしたら、お店の中にテープでバリケードが至る所に作られていることに気づいた。
洗濯用品コーナーへの道も閉ざされている。

店舗は生活必需品(洗剤や衛生用品など)を扱うから営業はしていいけれど、以外の品物は売ってはいけないという規制が徹底されているようだ。

確かに小売店は閉まっているのだから、多くの種類の商品を扱う大型店で閉まっている小売店のものを売っていいというのは不公平。
店舗の中には軍隊の方がいて、違反した品物が売られていないかチェックしていた。

洗濯ピンチハンガーは通販で買うことにして、帰りにスーパーに寄って、家まで久しぶりに歩いて帰った。朝は気温もまだあまり高くなくて風が心地いい。

マレーシアも今はなかなか厳しい状況で、ネガティブなニュースも以前より目にするようになった。陽性者の数も検査を徹底しているということで、昨年の同じ月とはもう比較にならないくらい増えている。

ものごとに対して、「規制」を徹底して禁止するのか、「要請」をして個々の判断に委ねるのか。規制は「した」側の責任が問われ、要請はそれに従う、従わないの「された」側の責任となることがある。

歩きながら、マレーシアは今厳しい規制をしている、私はこの国にいるから、それを信じ守る。

規制を守りながら毎日をどう在り、どう生きるかは自分次第だ。心はいつも自由なのだから。

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