マレーシアの出前①:Fat gives things flavor,
明日から、マレーシアはロックダウン、半径10キロ圏外の外出は基本禁止、操業できる産業、店舗などが制限される。
食事をどうするか?となると、マレーシアは外食文化のおかげもあって、今回の制限でもレストランは出前(デリバリー)のみ許可されている。仕事中の昼ご飯を、以前と変わらず注文できるのはありがたい。
私の生まれ育った日本の田舎町では出前の文化がなく、隣町のピザ屋の配達もエリア外。大学生になったとき、初めて宅配ピザを食べて感動したことを今もよく覚えている。
マレーシアではほとんど9割以上のレストランが出前のサービスがある。
日本のピザ屋のように店舗ごとに配達専任のアルバイトスタッフがいるわけではなく、タクシー配車サービスと同様にスマートフォンのアプリからレストランを選んで食事を注文する仕組みだ。
主要は2社でfoodpanda(フードパンダ)とGrab Food(グラブフード)。
それぞれで独自に取引先のレストランとドライバーを抱えている。
同じレストランが両方のアプリに登録されていることもあって、アプリごとに微妙にメニューや値段も違うので比較しながらどちらのサービスを使うか選んだりもする。
Grab Foodは全体的にfoodpandaよりも値段が高い感じはするのだけど、Grabはタクシー配車でいつも使っているので使い勝手が良いし、ポイントがたまるのがメリットだ。
料理を注文すると約何分で家まで料理が到着するか、ドライバーが今どのあたりにいるか等リアルタイムで確認することもできる。
注文できるのは、マレーシアの伝統料理ナシレマやミーゴレン、ピザやマクドナルドなどのファストフードはもちろん、日本料理のお店でお寿司も頼めるし、スターバックスのラテやサーティーワンアイスクリームまで、何でも持ってきてくれる。
マレーシアにいると本当に生活が楽だ。
明日からはロックダウンで外出は制限されるけど、家でも十分、色んなご飯が楽しめるし、仕事しながら映画でも観て静かに過ごしたい。
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