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なぜ社会人大学院で学ぶのか

この4月に立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース(長い)に入学した。
ここでは、大学院に進学した理由を書いてみる。

立教LDCとはどんな大学院か

入学理由について触れる前に、立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース(長いので、以下立教LDC)がどんな大学院なのかについて書いてみる。

LDC Website

2020年開設の新コース「リーダーシップ開発コース」は、日本初の「リーダーシップ開発・人材開発・組織開発」に特化した大学院教育プログラムです。ここでは、経営学を基盤としつつ、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発にまつわる専門的知識を学ぶことができます。これらの専門知識はもちろんのこと、本コースでは、データアナリティクス、質的研究法など「方法論(メソドロジー)」の習得にも力をいれます。

LDC Website「コースについて」

LDCは、2020年に開設された比較的新しい大学院だ。
経営学研究科、と聞くとほとんどの人はMBAを思い浮かべると思う。
LDCは、通常のMBAとは違い、リーダーシップ開発・人材開発・組織開発を中心として学ぶことができる、ちょっと尖った大学院である。

なぜ進学を決めたのか?

2023年の11月に40歳になった。
40歳になる1週間ほど前に、「どんな40代にしたいか」を考えていたら、
「そうだ、大学院に行こう」という考えが降ってきた。

大学院で学び直すのは、10年以上前からの夢だった。
私がフィールドにしている人材開発・キャリア開発の界隈は、勉強大好きマンが生息するジャングルような場所で、「この世界で生きることは勉強し続けることだ」という謎の覚悟を持っていた。

子どもが大学生になったら、自分も大学院に行こう。
なんとなくそう思っていたけれど、突然のひらめきにより
転機は、2年前倒しでやってきた。
(息子はまだ高校2年生、完全にフライングである)


後付けで考える、進学理由。プロトコルが違う人に人材開発の意義を説明できない

衝動的に決めた、大学院進学だが、後付けで考えるときっかけはあった。
ながらく、フリーランスで人材開発にまつわることをやってきた。
一緒に仕事をする人は、人材開発の意義はよくわかっていて、
何かを一緒に実現したい、という意欲のある人が多かった。

今働いているデジタルコンサルティング企業は少し様子が違う。

  • なぜ研修に時間とお金を使うべきなのか?

    • それは福利厚生ではなく成長戦略なのか?

  • 経営にどんなインパクトがあるのか?

    • それは数値化できるのか?

こんなことを日々聞かれ、時には疑われ、私は驚いた。
そして、あまり上手く説明できなかった。
ああ、長く信じてやってきたことを説明できないなんて無力だな、
と感じた。
一方で、「絶対に説明できるようになってやる」、と静かに燃えた。

恐らくこの思いが、短い期間での出願準備を乗り越える原動力になったと思う。
次の記事では、大学院出願までの準備について書いてみたい。


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