「個人データ銀行」について思うこと。
フリマアプリで、捨てようと思っていた数年前に電池の止まっていた時計が売れたり、ブランドショップ袋が売れたりする。
引越しのタイミングでは、冷蔵庫やTVやソファも売れてしまう。面白くなって、どんどん身の回りのものを売りに出していく。
持たない生活が推奨されていく。
買い物は、売ること前提で選ぶようになる。
ついには、自分の興味関心、個人データ、自分の時間も売りに出していく。
売りに出すものはだいたいの相場ができてコモディティ化していく。
売りに売りまくって、いつのまにか、気づいたらみんな同じものを持っているようになったら怖いなあ。
売れるものがなんにもない、裸になってしまったりして。。。
売ったデータたちは、きっと自分に合う商品や好きなことをおすすめされるために使われるのだろう。
ふとした発見や新しい自分にあいたいから、ターゲティングされすぎた広告はつまらないのに。
数年後、私のスマホに売るために作った個人データが登録された「個人データ銀行」アプリが入っていると思うとちょっと怖い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34910190T00C18A9TJ2000/
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