断りたいときに、断れる人になる!
昨日の記事では、
「宣言のわたしメッセージ」
について、学んだことを取り上げてみました。
そして、もうひとつは
「返事のわたしメッセージ」
誰かに何かを依頼された時に、
心から、やりたいと思い、
承諾することができる場合はいいですが、
本当は、やりたくないのに、
「いいえ」と言いたいのに、
「はい」と言ってしまう、というケースがあります。
私はよくありますね。
で、あー実は全然余裕ないのに、
なんでYESと言ってしまったのだろう・・・
と、あとで後悔してしまう。
特に組織の中などだと、
断ることが許されない雰囲気というか、
無意識に「はい」と言ってしまいがち、
という方も多いかもしれません。
私自身は、これまで別に
「相手に嫌われたくないから」、
断れないわけじゃない気がするのになぁ、
と思いつつ、その理由を言語化できずにいました。
そしたら、
ふみちゃんの本に、
「断れない理由と例」13個も書いてあり、
こちらを読んでスッキリしました!
【断れない理由】
・驚き
・喜ばせたい
・認められたい
・人を傷つけたくない
・損や罰を恐れる
・後ろめたい
・権威への服従
・交換条件
・社会通念に従う
・相手の身になる
・義務感
・犠牲的精神
・権力志向
その中で、私が「なるほどなぁ」と思ったものを
ふたつ紹介します。
まず、
『驚き』です。
急なことで自分の気持ちがわからないまま引き受けてしまう。
というパターン。
「自分がどうしたいのか」ということを
自分でも理解しないまま、
反射的に承諾してしまう、状態のことです。
(驚き、という表現がよき)
でも落ち着いて考えてみると、
それを承諾したことによって、
自分の望みや欲求は
満たされないと気がつくんだそうです。
この話を聞いて、
断ること(返事をすること)も、
自己表現であり、
そのためには、自己理解ができていない
と、始まらない!
ということが、わかったんです。
なので、返事という自己表現をするためにも、
自分が、その依頼を引き受けることは、
本心からやりたいことなのか?
自分の欲求や望みは本当に満たされるのか?
ということを、今一度考えなくてはいけないですよね。
そしてこの、驚きパターンを回避するためには、
とっさに返事をするのではなくて
「ちょっと考えさせてください、改めてお返事しますね」
という風に伝えるのがミソだそうです!
そう言われたら超当たり前のことなんですけど、
これ、全然できてなかった・・
特に、勢いのある(押しの強い)大人の言うことは、
「お前、この場で答え出せよな」
と、言われてもないのに、
言われている気がしてたんです。
もう一つは、
『犠牲的精神』
私が、なんとかすれば、
場がおさまるんだっら・・・
なんていう風に、
私は、つい思っちゃいがち。
こんな自分を変えていきたいと思います。
そしてお断りするときの伝え方は、
2部構成で
1)自分の意思
「私はお引き受けできません」
2)断る理由
「忙しい」とかではなくて、
時間やお金の負担、精神的負担など、
自分のメッセージを伝える。
ということがポイントだそうですよ。
貴重な自分の時間。
本当はやりたくもないことに費やされるのは、
もったいないですよね。
もちろん、全てが全て、
自分の思い通りになるかはわからないけど
出来るだけ自分の気持ちに正直に、
そしてそれを、率直に相手に伝えられる自分でありたい。
そう思いました。
対話の技術で、こんなことまで、
教えてもらえるなんて思ってなかった♪
また次回の読書会が待ち遠しいです!
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