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NLPをどこで受けるか悩んでいる人へー経験者は語るー

こんにちは、第2子育休を利用してNLPコーチとして活動をしているMarikoです。

今日は、私が2年前にど~しても知りたかったことですが、探しても全然出てこなかったことを、2年前の私のように探している方へ向けて書きたいと思います。

”NLP”ってスクールによって何が違うの??

NLPは、Neuro Linguistic Programmingの略で、 日本語で「神経言語プログラミング」と訳される、脳科学や心理学をベースにした、効果的なコミュニケーションスキルが体系化されたものです。別名「脳の取り扱い説明書」とも呼ばれいて、どのように人間の脳が動き、働き、私たちの人生に影響を与えているのかがよく理解でき、かつ、人生をより良く幸せに生きる指針や考え方が詰まった”学問”です。(※1)

そんなNLPなら、みんな学んだ方がいいじゃん!という話ですが、ネットを検索したらいろんな意見があります。私は、大変理屈っぽい人間ですので(笑)、NLPに対して「いや、そんなのやったって意味がない」という人の意見や論文についても、調べた上でNLPを学ぶことに決めました。

なぜか?

私は、感情に振り回されてしまう自分を、かなぐり捨てたかったからです。
もうこんな自分、本当に嫌!という気持ちが頂点に達し、心底変わりたいと思ったからです。そして、
「今の自分を根底から変えられるのはNLPしかない」と確信したからです。

NLPに対して「意味がない」という人の意見も読みました。
しかし、その人たちの意見を読んだ上で、
・ちゃんとNLPを学んだ上で書かれていない
・上っ面の情報を拾って書かれている
ということがわかりました。

そのうえで、「やはり、NLPはトレーナー(先生)によって全然クオリティが違うんだろうな。」ということに気が付きました。

これはある意味では至極当たり前ですよね。たとえば、高校の世界史の授業でも、ただ教科書の文字をつらつらと読んでいる先生と、その時の時代背景を色んな情報を織り交ぜながら、臨場感たっぷりに話してくれる先生、どちらの先生から受けたいか?そして、どちらの先生の授業を受けたら、成績が出やすいか?

そりゃ、後者の先生から受けたいし、受けた方がいい!

自分が学生だった時のことを、思い返しても、先生が違えば、大嫌いな教科が大好きになることもあり、逆もまた然り。NLPについて調べていくと、先生が違えば、NLPも全くの別物になってしまう可能性を感じました。

私は第1子の育休中に、NLPの存在を知りました。その時に2人のNLPの先生の存在に気が付きました。一人はとても優しそうな穏やかな先生。どんなあなたでも大丈夫と受け入れてくれるような雰囲気が写真から伝わってきました。そしてもう一人は、Instagramの投稿からエネルギーがほとばしっている全米NLP協会認定マスター・トレーナーの山崎千夏さんでした。

その時の私は、どちらの先生から授業を受けるかを悩み、毎日どうしよう…と頭を悩ませていました。

当時、私は1歳を過ぎた息子を抱えて、ワンオペ育児中でした。息子は、全然昼寝をしない系男子で、唯一まとまって寝てくれるのは散歩中だけ…。私が隣にいないとグズグズが止まらず、一日中家にいるのに、全然家事が進まない(計画的に進められずにずっとイライラしている)というのが日常でした。

NLPの授業は大体どこも1日10時~17時/18時くらいが当たり前、それが数日続くわけです。

「どう考えたって、息子を抱っこしながら授業をちゃんと受けられるわけなんかない。だったら、ちゃんと受けられなくても大丈夫と言ってくれる先生の方がよさそう。」

と判断し、優しそうな先生のNLPスクールの授業を決めました。そして数日受けてみて、「あれ?NLP受けても全然変わらないんだけど、私・・・」と気が付きました。

もちろん、なるほどな~と思うことたくさんありました。しかし、私が思い描く”本気の勉強”ではなく、自分を根底から変える勉強でもなく、あれ?これだっけやりたかったの?という感じでした。NLPの授業は、私の頭の中は、コンテンツごとがそれぞれ独立し、「知識として、ふ~ん、そうなんだ(本当にそうなの?)」という感想が渦巻いていました。

受講は終わりましたが、私は残念ながら私は何も変わっていませんでした。NLPをやることはできましたが、そもそもの目的「自分を変える」には到底及ばず、

「どうしよう(汗)私何も変わってないんだけど!?」

と、育休復帰を半年後に控え、一人焦り、思いました。やっぱり山崎千夏さんのところでNLPを学ばないとダメだ。

そこでようやく腹をくくり、夫と相談し、もう一度授業を受けることをできる環境を整えました。

山崎千夏さんのところで2度目のプラクティショナーコース、そしてマスター・プラクティショナーコースを受けたとき、同じNLPスクールだと言っても、提供するものはまるで別物であることがわかりました。(※1に書いたNLPとは何かという私の理解も山崎千夏さんが提供する#千夏NLPに対するもので、他の先生の授業ではそこまで理解は及びませんでした)
※どの協会で学ぶのかも、学べるコンテンツが異なるため注意が必要です。

2つのNLPスクールを経験して感じたことは

①集まってくる生徒は、先生のカラーの影響を多大に受ける
②どの先生から受けるかで、NLPへの理解はまるで別物になる
③コーチングって凄すぎる


<①について>
先生の人物像や経歴、HPで何を掲げているかで、誰が集まってくるかが大きく変わります。1校目ではお仕事をしている方は少なく、#千夏NLPはご自身でビジネスをしたいと思っている方やすでに活躍されている方が集まってきていました。「誰から(先生)」&「誰と」と学ぶのかというのは、本当に大きな意味を持ちます。クラス30名が「勉強はそこそこでいいよね~」というクラスと、「絶対にこの勉強やり遂げるんだ!」という熱量のあるクラス、どちらのクラスにいるのが成績が上がると思いますか?

<②について>
先生が大切にしていることが授業に反映されます。「NLPは知識として知りたい~」程度であれば、そういう先生を探すか、インターネットを検索したらよいと思います。自分の血肉にしたい!ということでばれば、徹底的にインプットだけでなく、授業中にアウトプットして使えるものにできるような授業をしているところにいかないとNLPは本当の意味で理解できるようにならないと思います。「生徒のことを思った厳しさ(=優しさ)」をもっているスクールでしか、その部分は達成できないのでは?と今は思います。

<③について>
NLPと謳っているスクールであれば、コーチングのコンテンツは多少なりとも学ぶことができると思います。しかし、「コーチング」と一言で言っても2つのスクールで提供していた、内容は”雲泥の差”でした。1校目は「こういう言葉でコーチングしていきます」という内容程度でしたが、山崎千夏さんのスクールでは「徹底的に」授業がすべて、コーチングスタイルで、授業を受けているだけでNLPのコンテンツとともに、自分のことまでスッケスケになってきます。「あ~いつも私こういう考え方のクセがある!」と、私も自分のことを初めて客観的にみられるようになりました。コーチングに懐疑的だった私が、コーチングのあまりの凄さに度肝を抜かれました。無意識で思っていること(コーチングで導き出されること)が、これまでの人生の答え合わせになります。


コーチングは、どの人にも経験してほしいものです。しかし、コーチングについて理解が深まれば深まるほど、ちゃんと訓練を受けた人から受けるべきだということがよくわかってきました。

質問をし続ければ相手の答えに辿り着くような、そんな簡単なものではなく、「それぞれの人にとっての最適解」を導く伴走をするための訓練を受けている人から受けて欲しいと切に願います。

この話がどなたかの参考になりますように。








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