小さな会社の波乗りの方法

アホウドリを法人化して、虎とバター株式会社という会社にしてから半年があっという間に過ぎた。

会社をやってみると、なんというかすごく追われている感がある。シンプルに意外とやること多い。

そうなってくると、ある種運動神経的に。フィジカルで判断して行かなければならないことも多く、ひとりひとりの意見を吸い上げる時間が物理的になかったりもする。それは、丁寧に人と向き合いたいと思う人ほど辛いかもしれない。こと、小さく自分で事業を始める人の多くが、大切にしたいものが多く強いからこそ。この時間とのギャップには苦しめられる。

ところで波が来た時にはとにかくどんな形であれ乗らないと飲まれる。そして溺れる。遠くに見えているあのビッグウェーブは、あっという間にやってくる。良い波も、悪い波も、

ここ数年で私に来た波は
良い波はテレビ取材。
悪い波はコロナ禍。

悪い波が来た時はもう、陸に上がる時間も残されてなかったりする。
「こんな波が来るなんて聞いてなかったです」
「この波は練習したんですが、この波は乗れないです」
とかブーブー言ってるだけだったらいつのまにか飲まれていたんだろうなと思う。
合ってるかわからないけど判断をしてうまく波のエネルギーを散らすしかない。

良い波が来た時
「この波はじめてです!どうやって乗ればいいですか?」
「乗りたいんですけど自信がなくて…」

とかやってる間に飲まれる。中途半端にもじもじするくらいならサーフボードを抱えて陸に上がった方がいい。チャンスは逃すけど、怪我はしない。

というわけで、いろんなことが起こり。いろんな無力感を感じ。いろんな達成感もある日々ではありますが、基本フィジカルで。身体を動かしていきたい所存です。

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