アホウドリ大石真理子

「女版石原軍団を作りたいんですよ」そんな気持ちで立ち上げたアホウドリ。あっという間に4…

アホウドリ大石真理子

「女版石原軍団を作りたいんですよ」そんな気持ちで立ち上げたアホウドリ。あっという間に4年が経ち、炊き出しスタイルは程遠いところにきてしまった。目指せば目指すほど遠ざかる炊き出しの夢。ああ大釜でわしわし振る舞いたい!!これは、炊き出しに憧れた私が、炊き出すまでの物語。

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石原軍団になりたくて

「石原軍団」になりたいと、ずっと思っている。 それは社会人1社目で自分の無力さに打ちひしがられていた時に流れてきたニュース番組。被災地に温かいものを大量に運搬している様子をみた時からずっとだ。荒れた心で見る悲しいニュースに、知らず知らずのうちに傷ついてしまっていたのだろう。若い心というのは守りが甘い。 屈強な身体は、立ち上がる希望。 湯気の立つ鍋は、そのまま人の体温となる。 苦しい報道の中に時々流れる人が人を助ける姿に、私自身も癒された。その象徴的な映像が、炊き出しだっ

    • 小さな会社(ミニ会社)の存在意義

      アホウドリ運営会社、虎とバター株式会社代表の大石真理子です。 前運営会社からアホウドリを独立させるため去年の今日、2022年4月27日に虎とバター株式会社を立ち上げました。 会社名の由来 会社の名前の由来は、創業年が後々わかりやすいように創業年の干支から。 また、虎と食べ物が関連する物語で印象的だったチビクロサンボからもらいました。 虎(恐ろしいもの)に対峙した時に機転を効かし、バターを得て家族とお腹いっぱいパンケーキを食べたサンボの幸運にあやかりたい。 ちょうど

      • 小さな会社の波乗りの方法

        アホウドリを法人化して、虎とバター株式会社という会社にしてから半年があっという間に過ぎた。 会社をやってみると、なんというかすごく追われている感がある。シンプルに意外とやること多い。 そうなってくると、ある種運動神経的に。フィジカルで判断して行かなければならないことも多く、ひとりひとりの意見を吸い上げる時間が物理的になかったりもする。それは、丁寧に人と向き合いたいと思う人ほど辛いかもしれない。こと、小さく自分で事業を始める人の多くが、大切にしたいものが多く強いからこそ。こ

        • 「味のブレを無くそうとするな」

          小さな組織を束ねていると、本当に人は一筋縄ではいかないなぁと思います。 会社という名前のついた人の集まり。 同じ能力の人をコピペしたわけではないので、個性もバラバラ人それぞれ。 そりゃあ合う合わないがあったりして、人間関係の中でなんとか毎日やっていくことになる。 大枠で捉えてもやたら勘所よく収める人がいるかと思うと 大枠で捉えてさすが大枠という仕上がりで仕事を収める人もいる。 そもそも弊社は、山賊がゴロツキを集めて作ったようなお店だと自負している。 憧れた世界で活

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        • インタビュー
          2本

        記事

          毎年誓って毎年破られる誓い2022

          毎年お誕生日に誓うのが、今年こそnoteを更新してFacebookにリンクを貼ろうということ。 そして発信したいことを脳みその中に探りにいくのだけれど、脳内を無駄に張り巡らされたシナプスは、何を何とも繋がない。 お正月のご馳走、糖で甘やかされた体、継ぎ目なく入る息子や姪っ子たちという新しい世界との会話。誕生日を迎える頃には ほげー。 何も思いつかないし、今年の夢も野望もパッと浮かんでこない。書くことないのでせっかくなので自己紹介でもしようかな。 と自分を振り返って文

          毎年誓って毎年破られる誓い2022

          セブンルール前夜②

          見よこの下手くそな笑顔を。というわけで①はこちら。 続・七転び八起き2020 余暇を楽しむセレブ達と共にクルーズ船に乗ってやってきたコロナウイルス。この年は私の家族の健康が脅かされる年だった。 4月、父の喉に癌が見つかる 世界的に「都市のロックダウン」が起こり始めた頃、実家では父親に癌が見つかった。アホウドリ1度目の休業をしたのもこの頃。各現場の代表者と「休業しましょう」と決めた足で大阪に飛んだ。 意気消沈する母親。淡々とお金や保険のことを整理する父親。そんな両親の様子

          セブンルール前夜②

          セブンルール前夜①

          あなたの仕事は何ですか?と聞かれると最近は「弁当屋です」と答えるようにしている。 「弁当屋ですと言える覚悟が決まったのはいつですか?」 と最近聞かれてちょっとびっくりした。少し考えてみて、やっぱりテレビに出たことがきっかけなんじゃないかなぁと思う。人からそう認知されるなら、それでいこう。なんとも頼りなげな覚悟だけど、そんなものだ。 せっかくなのでnoteにツラツラ書き綴ってみようと思う。幸い今はお弁当チームは緊急事態宣言を受けて休業中。しかし、振り返ったりまとめたりして

          セブンルール前夜①